ベイシア前橋みなみモール店で進化する再生可能エネルギー利用の新モデル
近年、環境意識の高まりとともに再生可能エネルギーの導入が重要視される中、株式会社ベイシアが運営する「ベイシア前橋みなみモール店」にて、新たな取り組みが始まります。JA三井リース株式会社の子会社であるJA三井エナジーソリューションズ株式会社(JMES)が、同店舗での太陽光発電及び蓄電池を利用したオンサイトPPA(Power Purchase Agreement)事業者として参画しました。これにより、エネルギーの効率的な活用と地域の防災機能の強化が図られます。
取組背景
脱炭素社会の実現が求められる現在、再生可能エネルギーの導入拡大は急務となっています。多くの小売業者が、効率的なエネルギー利用と環境負荷の低減を目指す中、ベイシアは「地域社会に役立つ企業でありたい」という理念のもとで、この取り組みを推進しています。地域に根ざした企業として、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出すことが期待されます。
具体的な取組内容
JMESは、ベイシア前橋みなみモール店の屋根に598.7kWの太陽光発電設備を設置する計画です。この設備により、店内で使用される電力を再生可能エネルギーで賄うことが可能となります。さらに、193.5kWhの産業用蓄電池が2台設置され、停電時でも電力供給が行えるため、災害時のライフラインの維持や避難者への支援に寄与することも期待されています。
設備概要
- - 太陽光発電: 屋根上太陽光発電(598.7kW、パネル枚数:1,222枚)
- - 蓄電池: 産業用蓄電池(193.5kWh×2台、合計387kWh)
この取り組みは、VAシア前橋みなみモール店が入居している商業施設パワーモール前橋みなみにおける大規模な太陽光発電プロジェクトの一環であり、再生可能エネルギーの活用を通じて、より良い地域社会の構築に貢献します。
JA三井リースの経営理念と目標
JA三井リースグループは、『Real Challenge, Real Change』を経営理念に掲げ、「より良い社会と未来」を目指す取り組みを行っています。中期経営計画「Sustainable Evolution 2028」ではエネルギー・トランジションを成長領域とし、再生可能エネルギー分野での投資拡大を図ります。2030年度には温室効果ガスの排出量を2021年度比で50%削減することを目標としており、このプロジェクトはその目標達成への第一歩です。
今後もJA三井リースは、金融から事業投資まで、グループ全体で再生可能エネルギー関連事業に注力し、地域課題の解決を進めます。これにより、持続可能な社会の実現に向けて一層の努力を続けていくことでしょう。地域の皆さんにも、是非この取り組みや成果についてご注目いただければと思います。
お問い合わせ先
このプロジェクトに関する詳細については、JA三井リース株式会社経営管理部コーポレートコミュニケーション室までお問い合わせください。
電話:03-6775-3002
メール:
[email protected]
地域のため、未来のために進化するベイシア前橋みなみモール店の取り組みにご期待ください。