日本テレビとPubMatic
2025-09-11 08:37:35

日本テレビ、PubMaticと提携しプログラマティックTV広告の新時代へ

日本テレビ、PubMaticと提携し新たな広告戦略を展開



2025年9月11日、東京での発表により、日本テレビが世界規模での広告主のアクセスを拡大させるべく、PubMaticを「スグリー」のプレミアパートナーに選定しました。この新たな取り組みは、日本テレビの優れたコンテンツを使って、より多くの広告主にアプローチできる手段として注目されています。

日本テレビは、エンターテインメント、ニュース、スポーツ、ドラマなど、多彩なプログラムを有し、毎月1億人を超えるアクティブユーザーへリーチする力を持つ企業です。今回の提携では、PubMaticのグローバルなプログラマティックインフラと日本テレビの地上波在庫が統合され、広告主は日本のプレミアムテレビコンテンツへリアルタイムでアクセスできるようになります。これにより、高度なオーディエンスターゲティングや効果的なレポーティング、最適化機能の利用が可能になるのです。

広告業界は常に進化しており、今回のパートナーシップはその方向性を示すものです。「スグリー」を利用する広告主は、日本テレビの在庫に対しプログラマティックにアプローチできるようになるため、デジタルメディアの効率性や柔軟性を活かしたキャンペーンを展開できます。それにより、従来の地上波テレビの魅力とブランドの安全性を、新たな広告戦略に融合させることが可能になります。

日本テレビの取締役執行役員である新井直彦氏は、「日本テレビは、テレビ局として広告領域のイノベーションを推進しており、今回の提携を通じて広告主と視聴者をより密接に結びつけられることを期待しています」と述べています。

PubMatic Japanのカントリーマネージャー、粟飯原健氏もこの取り組みについて、「日本におけるプログラマティックTVの進展に大きな貢献を果たすでしょう。日本テレビの巨大全国規模と、PubMaticの専門知識の融合により、グローバル広告主が日本の地上波在庫にアクセスしやすくなります」と期待を寄せています。

広告代理店からもこの展開は高く評価されています。Fundamental GroupのCEO、Angus Maclaine氏は「キャンペーンを効果的に展開するためには、高度な自動化とアルゴリズムの最適化が不可欠です。PubMaticと日本テレビの提携は、データドリブンな広告配信を可能にし、地上波テレビに新しいビジネス機会を提供するものです」と述べました。

日本は世界で最も影響力のある巨大広告市場の一つです。この提携を通じて、広告主には日本のオーディエンスに大規模にリーチする新たなビジネスチャンスを得ることができ、プログラマティック広告が持つ意味合いがさらに深まります。

PubMaticとは


PubMaticは、デジタル広告の未来を支えるサプライチェーンを提供する独立したテクノロジー企業であり、オープンインターネット上で広範なデジタルコンテンツクリエイターと広告主に価値を届けます。顧客のROIを高めるために、広告主がアドレサビリティのあるオーディエンスにリーチし、収益性を向上させるための支援を行っています。

日本テレビについて


日本テレビは、1953年の開局以来、日本初の民間テレビ局として様々なメディアビジネスを展開しています。充実したコンテンツ制作力や技術力を持つ総合メディア企業として、今後も国内外のパートナーと共に情報社会の発展に寄与していきます。


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