美術品入札会
2025-08-05 14:50:46

日本美術の魅力が集まる特別オークション「美術品入札会 廻 -MEGURU-」開催概要

2025年8月23日から31日まで、東京都中央区の加島美術にて特別オークション「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.23の開催が決定しました。このイベントでは、選りすぐりの219点の美術作品が出品され、日本美術の魅力を余すことなく楽しむことができる機会となっています。

「廻 -MEGURU-」は、2019年にスタートしたオークションで、近世から近代にかけて制作された日本画を中心に、洋画や彫刻、工芸品など幅広いジャンルの美術品が扱われています。年に一度の特別な入札会であるMAIN SALEでは、厳選された優れた作品のみが出品され、その質や希少性は廻史上最高のラインナップを誇ります。

今回のオークションには、伊藤若冲、円山應挙、与謝蕪村、葛飾北斎などが名を連ね、さらには近代の巨匠たちも多く参加しています。特に注目されるのは、若冲の作品が9点も含まれ、その中でも《豆下鶏図》は、京都国立博物館の特別展覧会にも出展された秀作です。この作品は、雄鶏が持つ力強い存在感を精緻な描写で表現しており、見る者を圧倒します。

また、春の光に包まれた女性を描いた上村松園の《春光》や、吉田博の初期の木版画《光る海》も楽しむことができます。吉田の作品は、表現技法を工夫した結果生まれた美しい光の反射が特徴で、今も多くの人々に愛されています。

さらに、徳川家光や仙厓義梵による“かわいい”墨画も注目です。両作品とも市場に出ることが少なく、愛嬌ある姿勢は、描き手の遊び心や思想を色濃く反映しています。このように、今回のオークションでは日本美術の多様性や深い魅力が体感できる絶好の機会となっています。

【イベント詳細】
オークションの下見会は、2025年8月23日から31日まで開催され、来場は予約不要で入場も無料です。特筆すべきは、ガラスケースなしで作品を間近に観ることができるため、まるで美術館にいるかのような体験ができます。また、金曜・土曜日は20時まで営業時間を延長し、お仕事帰りでも気軽に立ち寄ることが可能です。

加えて、下見会に参加された方には、「廻オリジナル竹うちわ」が数量限定でプレゼントされるキャンペーンもあるため、早めの来場をおすすめします。すべての出品作品はWebサイトでも公開され入札受付が可能で、今からでも参加を検討できます。

この特別オークションである「美術品入札会 廻 -MEGURU-」は、日本美術の魅力を存分に楽しむことができる一大イベントとして、多くの美術愛好者にとって見逃せない機会です。この夏、ぜひ貴重な作品たちと出会うために訪れてみてください。隠れた名作や、時代を超えて息づく作品たちが、あなたを待っています。

詳細は公式サイトをご覧ください。WebサイトURL: https://meguru-auction.jp/


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