渋谷ジェンダー平等推進アワード2025
渋谷区は、より豊かで多様性に満ちた社会を実現するために「渋谷ジェンダー平等推進アワード2025」を開催します。このアワードは、性別やセクシュアリティに関する固定観念を打破し、誰もが自分らしく生きることができる社会を目指す取り組みを評価し、表彰するものです。
アワードの背景
2023年に創設されたこのアワードは、さまざまな地域の大学、企業、そして地域住民が行った実践的な取り組みを広める役割も果たしています。その取り組みは、渋谷区の公式ウェブサイトや広報紙を通じて紹介され、区が主催するイベントや講座での発表を通じて、さらなる展開が期待されています。
応募対象と内容
このアワードでは、性別やセクシュアリティに関係なく、誰もが過ごしやすい社会の構築に寄与する取り組みが求められています。具体的には、接客や商品開発、サービスの提供、社内制度の見直し、さらには家庭での家事や育児の分担に関する取り組みなどが対象です。また、応募者は昨年1年以内に渋谷区内で実績がある個人、団体、企業であることが条件となっています。
募集期間
申し込みは、2023年6月1日から8月31日まで受け付けられます。これに間に合うよう、積極的な応募をおすすめします。
評価基準
選考においては革新性、独自性、汎用性、魅力度などが考慮されます。特に優れた取り組みには、表彰状とともに副賞が授与される予定です。
結果発表と表彰式
アワードの結果発表は10月中旬を予定しており、表彰式は11月14日に渋谷で行われる「渋谷ジェンダー映画祭」内で実施されます。詳細については、区のウェブサイトで10月頃にアナウンスされる予定です。
応募方法
応募するには、区のウェブサイトから応募用紙をダウンロードし、メールにて提出が必要です。メールアドレスは sec-inclusive@shibuya.tokyo です。
昨年度受賞の実績
昨年は「大学間連携を通したジェンダー平等・性の多様性理解促進」というテーマで、聖心女子大学グローバル共生研究所と青山学院大学スクーンメーカー記念ジェンダー研究センターが受賞しました。これらの取り組みは、今後も広く知られることになるでしょう。
このアワードを通じて、渋谷区が掲げるジェンダー平等の実現に向けた取り組みに、ぜひ多くの皆様が参加されることを願っています。自分の活動が、社会に変化をもたらすかもしれない貴重な機会です。