岡山大学の新挑戦
2025-01-28 01:45:37

岡山大学が地域中核の研究大学へ向けた新たな挑戦を発表

岡山大学が地域中核の研究大学へ向けた新たな挑戦を発表



2025年1月17日、国立大学法人岡山大学は、日本学術振興会(JSPS)の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」によるサイトビジットを行いました。この訪問は、大学の執行部とJ-PEAKS事業の進捗状況を確認し、課題を把握するためのものです。JSPSの伴走チームや文部科学省の関係者ら17名が参加し、活発な意見交換が行われました。

サイトビジットの目的と進行


本ビジットでは、執行部との意見交換を通じて、岡山大学の今後の方向性やJ-PEAKS事業の重要性について深い理解を持つことが期待されました。名古屋大学の藤巻朗副総長が事前に寄せた質問に、那須保友学長と副理事の佐藤法仁氏が回答し、その後の質疑応答は活発さをみせました。

また、岡山大学の津島キャンパスにおいてJ-PEAKS事業推進の拠点視察や、共創イノベーションラボの建設状況を確認する機会も設けられました。このラボはさまざまな関係者が連携できるコミュニケーションの場として期待されています。

先進的な研究の紹介


ビジットの一環として、岡山大学の高等先鋭研究院に属する「植物・光エネルギー開発拠点」の拠点長、沈建仁教授から人工光合成に関する研究の進捗が紹介されました。特に、光化学系IIの構造解析についての説明や、クライオ電子顕微鏡の技術が取り上げられました。これにより、岡山大学が先進的な知見を持つ研究機関であることが如実に示されました。

また、鹿田キャンパスに移動し、「デジタル田園健康特区」吉備中央町における医療制度改革と社会変革に向けた取り組みを説明。VR技術を活用した教育教材やドクターカーの視察も行われ、地域と連携したイノベーションの実践を体現しました。

J-PEAKS事業の意義


J-PEAKSは、日本国内の研究大学を強化するための大規模な支援事業であり、岡山大学はこの趣旨に賛同し、積極的に活用しています。長期ビジョンである「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」を実現するため、必要な改革を進める意思を示しました。執行部は地域中核の研究大学のあり方を模索しながら、持続可能な未来を見据えた取り組みを強化し続けることが重要です。

今後の展望


那須保友学長は、今回のサイトビジットを通じて得られた知見に基づき、岡山大学がどのように変わっていくのか、多くの関係者に期待を寄せられる場面に注力しています。さらなる情報交換を進め、共に社会を変革する姿勢を堅持することで、実現可能なビジョンを形成していくでしょう。

地域中核・特色ある研究大学として新たな挑戦を続ける岡山大学。その動向を今後も注視していきたいと思います。


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