日本マーケティング大賞
2025-05-14 11:35:46

第17回日本マーケティング大賞、アサヒビールがグランプリに輝く

日本マーケティング大賞の栄誉、アサヒビールが圧巻の出展



2025年6月12日に開催される予定の「第17回日本マーケティング大賞」の表彰式で、アサヒビール株式会社が新たに開発した「未来のレモンサワー」がグランプリに輝くことが発表されました。

新たな体験価値を提供する「未来のレモンサワー」


この商品は、世界初となる本物のレモンスライス入りチューハイです。令和の時代にぴったりな新しい飲料体験を提案します。缶を開けると底からレモンが浮かび、見た目でも楽しませてくれるこの飲み物は、味覚、嗅覚、視覚といった五感をフルに活用した新しい形のRTD(Ready-to-Drink)です。

アサヒビールは、製造過程においても様々なイノベーションを実現しました。原材料の調達から装置の開発まで、多くの試みが詰まったこの商品は、コストが倍増してもなお人気を集め、売り切れ店舗が続出する事態を引き起こしました。

準グランプリと奨励賞受賞プロジェクト


同会では、他にも注目すべきプロジェクトが多数発表されました。準グランプリには、株式会社マイナビの「座ってイイッスPROJECT」が選ばれました。これは、アルバイトでの立ち仕事問題を軽減するために開発された「マイナビバイトチェア」によって、働く環境を改善しようとする試みです。

また、奨励賞には花王株式会社の「職場のロリエ」や、キリンホールディングスの「エレキソルトスプーン」、資生堂の「ファンデ美容液」など、注目のプロジェクトが目白押しです。これらは、社会的課題の解決や新しい価値を提案することで高い評価を受けました。

地域賞も発表され、多様なプロジェクトが選定


地域賞には、JR西日本SC開発などの関西地区の「バルチカ03」や、宮崎県延岡市の「延岡メンマ」、ホクレン農業協同組合連合会の「牛乳が飲みたくなるあんぱん」などが選ばれ、地域に根ざした取り組みでも高評価を得ています。

日本マーケティング大賞の意義


「日本マーケティング大賞」は、消費者の生活向上や経済・社会の活性化を目的にした活動を評価するもので、2007年に始まり、今回で17回目を迎えます。審査基準は、独自性、社会課題へのアプローチ、新しいビジネスモデルの創出など多岐に渡ります。厳格な審査を経て選ばれるプロジェクトは、マーケティング界に新たな風を吹き込むものとなっています。

次回の表彰式は東京の品川プリンスホテルで行われ、マーケティング関係者が一堂に集まります。これからのマーケティングの潮流を担う企業やプロジェクトには、ぜひ注目していきたいものです。


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