セミナーのお知らせ: グリーン水素の未来への挑戦
日本計画研究所(JPI)が主催するセミナーが、2025年の9月30日(火)に開催されます。特別講師として赤坂熱供給株式会社の代表取締役社長、髙木盛正氏をお迎えし、都市部へのグリーン水素の導入に関する詳しい内容をお送りいたします。このセミナーでは、次世代型の脱炭素エネルギー供給に向けた取り組みや、技術的な課題についてお話しいただきます。
グリーン水素とは?
エネルギー問題を解決する鍵とされるグリーン水素は、再生可能エネルギーから生成される水素のことを指します。赤坂熱供給株式会社は、地域冷暖房事業者として初めて、水素吸蔵合金タンクや水素混焼ボイラーを使用したシステムを導入し、カーボンニュートラルに寄与する新しいエネルギー供給体制を整えました。この技術は、地域社会に持続可能なエネルギーを提供する一助となることを目指しています。
セミナーの内容
セミナーでは、髙木氏が以下のような重要なトピックについて詳しく解説します。
1.
赤坂熱供給の社会的役割
港区赤坂での冷暖房、電力供給企業としての使命や、災害時にも機能する都市インフラにおけるBCP視点などを説明します。
2.
設備更新の背景
改正省エネ法の影響や、老朽化した設備の現実を踏まえた「非化石エネルギーへの転換」に向けた取り組みが語られます。
3.
水素エネルギー導入概要
新しい水素吸蔵合金タンクの安全性や、ボイラー設備の運用方法についても掘り下げます。
4.
導入プロセス
社内外の調整や設計・施工時の苦労話を交えた実践的な学びが得られるでしょう。
5.
ファーストムーバー的視点
民間冷暖房事業者としての水素利用の挑戦、他地域への波及効果、今後の課題について髙木氏が考えるビジョンを語ります。
6.
質疑応答と交流会
参加者間で名刺交換や意見交換ができる貴重な時間も設けられています。
受講方法と参加費
参加は、会場での受講やライブ配信、アーカイブ配信から選ぶことができ、いずれも料金が設定されています。基本参加料は1名37,690円(税込)ですが、2名以上での申し込みや地方公共団体職員向けの割引も用意されています。
申し込みと詳細
参加申し込みは、以下のリンクから可能です。セミナー後のアーカイブ視聴や講師への質問も受け付けており、ビジネスのネットワーク構築にも大いに役立つ機会です。
詳細・申し込みはこちら
日本計画研究所は、政・官・民の知の橋渡しをし、国の政策やプロジェクトを支援して50年の歴史を持つ機関です。今回は、先進的なエネルギーのテーマを深堀りするチャンスをお見逃しなく!