岡山大学の挑戦
2025-02-01 23:52:23

岡山大学の山田教授が感染症研究で新たに採択、マラリア撲滅に向けた挑戦!

岡山大学、山田浩司教授が新たな感染症研究に挑む



2025年からの3年にわたり、国立大学法人岡山大学の生化学分野の山田浩司教授が、シオノギ感染症研究振興財団の2024年度基礎基盤研究に採択されました。この研究は、ワンヘルスの概念に基づいて、病原体に関係なく感染症全般の研究をサポートすることを目的としています。

マラリア原虫の新たな理解を目指す



今回の研究課題は「熱帯熱マラリア原虫の細胞分裂を司る膜狭窄・分裂機構の解明と新規創薬ターゲットの創生」とされており、山田教授は医歯薬学総合研究科の生化学分野や薬理学分野、さらには他の大学と共同でこの研究を推進していきます。マラリアは、エイズや結核と並ぶ世界三大感染症の一つで、多くの生命を奪ってきました。新しい抗マラリア薬の開発が急務とされており、研究の成果が期待されています。

教授は、「高性能クライオ電子顕微鏡や高速AFMなど、最先端の観察機器を駆使して、マラリアの分裂・増殖機構の解明を進め、抗マラリア創薬を目指します」と語っています。これにより、マラリアの理解が深まり、新たな治療法が生まれる可能性があります。

地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学



岡山大学は、医療系研究分野の強化を目指しており、地域に根ざした大学としての特性を持っています。この研究が成功すれば、岡山大学の名が国際的にも広まり、多くの人々の健康に寄与することが期待されます。また、岡山大学は地域中核大学として、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞するなど、持続可能な開発目標(SDGs)にも力を注いでいます。

これからも地域との連携を深めながら、研究の力をさらに高め、世界的な感染症の解決に向けた力強い一歩を踏み出していきます。

参考リンク



このように、岡山大学の山田浩司教授は感染症研究の最前線で活躍しており、今後の研究結果に多くの期待が寄せられています。地域社会と共に、持続可能な未来を築くために、岡山大学の取り組みはますます重要になってくることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 山田浩司 マラリア研究

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。