アランマーレ山形と富山、ヒュンメルと新契約
山形県酒田市に拠点を置く女子バレーボールチーム「アランマーレ山形」と、富山県射水市の女子ハンドボールチーム「アランマーレ富山」は、デンマークのスポーツブランド「ヒュンメル」との新しいユニフォームサプライヤー契約を結びました。この契約は2025年度からの3シーズンにわたるもので、地域スポーツの振興と女性アスリートの支援を共に進めていくことを目的としています。
ヒュンメルとの提携
ヒュンメルを展開する株式会社エスエスケイ(大阪市)は、スポーツを通じて多様性を広め、新たな価値を創造することを目指しています。特に、女子アスリートの育成や強化に力を入れており、アランマーレとの提携はその一環です。このコラボレーションにより、両者は共同で地域活動や女性支援の取り組みを進めていくことを確認しました。
プレステージ・インターナショナル、アランマーレ事業部の米田大介ディレクターは、ヒュンメルとの提携を喜び、この10周年を迎えるアランマーレにとって新たな挑戦のスタートとのコメントを寄せました。ヒュンメルの南剛氏も、アランマーレが女子スポーツのトップクラブとして地域貢献を目指す姿勢に共感し、協力を強化していく意向を示しました。
新ユニフォームの特徴
アランマーレのユニフォームは、コーポレートカラーであるオレンジと日本海を象徴するネイビーのデザインが特徴です。新ユニフォームでは、オレンジを基調としたデザインの中に半円で水の流れを表現しており、10周年を記念した10本のラインも特徴的です。また、今シーズンからは新しいエンブレムも採用され、フロントには「Aranmare」ロゴ、背面には新チームエンブレムがあしらわれています。
このように、デザインにも深い思いが込められたユニフォームは、地域の特色やチームの理念を反映しつつ、視覚的にも両チームのアイデンティティを強調しています。
地域と女性のスポーツ発展を目指す
アランマーレは、地域に根ざし、女性の活躍を支援する姿勢がバチスポーツチームの原点です。約5,000名の従業員のうち、約70%が女性であり、この地域での成長と女性の社会進出をシンボルとして掲げています。ヒュンメルの理念とも一致し、女性スポーツの価値向上を共に目指す今回の契約は、今後の展開に期待を寄せる要素となります。
この提携は、地域におけるスポーツの振興や女性支援の新たな可能性を示すものであり、アランマーレの今後の活動に大きく貢献することが予想されます。引き続き、地域と女性アスリートの未来を切り開くために、アランマーレとヒュンメルは共に歩んでいくことでしょう。