東京・世田谷区に本社を構える税務会計事務所コンダクトは、2025年2月から「税理士法人コンダクト」と「社会保険労務士法人コンダクト」へ移行することを発表しました。また、それに伴い、同じく東京都目黒区に位置する高須公認会計士事務所との経営統合を実施します。これらの動きは、急速に変わる経営環境に対する柔軟な対応を可能にするためのものです。
コンダクトグループは、2021年に設立されて以来、数多くのスタートアップや中小企業の成長を支援してきました。経営戦略や組織作りにおいて専門知識をもつメンバーが集まり、会計税務、人事労務、経営戦略の複合的な領域でのトータルソリューションを提供しています。しかし、最近の経営環境の多様化やDXの進展により、さらなる対応力の向上が求められていました。
そのため、法人化と高須公認会計士事務所との統合は、コンダクトグループ全体のサービス機能を強化し、より幅広い分野でのサポートを実現することを目的としています。統合後、グループは以下のような領域で専門サービスを提供していく予定です。
体制移行後のコーポレート支援領域
1.
株式会社コンダクト:経営戦略や組織領域での専門サービスを提供し、コミュニティ形成やコワーキングスペース"KanadeBako"の運営も行います。
2.
税理士法人コンダクト:会計税務関連の専門サービスを担当。
3.
社会保険労務士法人コンダクト:人事労務分野での専門サービスを展開。
今回の経営統合によって、高須公認会計士事務所とのシナジーが生まれ、両者が持つ専門知識やノウハウを活かしたクライアントへの一貫したサポートが可能になります。この統合で、税務と労務のバックオフィス業務をワンストップで提供する体制が整えられ、各種ビジネスニーズに応えることができるようになります。また、サービス品質の向上に注力しており、急激な社会の変化にも敏捷に対応できる体制を確立します。
経営者のメッセージ
コンダクトグループの代表、植西祐介氏は「今回の法人移行と経営統合を通じて、私たち自身も経営環境の変化に合わせた挑戦を続けていきます。利用者からの信頼を得られる存在であるよう努めます」と述べています。一方、高須公認会計士事務所の共同代表である高須洋幸氏は「私たちはクライアントの成長に寄与する信頼のパートナーとして、継続的に専門知識を磨き、変化に対応していきます」と強調しました。
今後もコンダクトグループは、クライアントの期待に応えるため、さらなる変革を進めていく所存です。専門的な知識と経験をもとに、企業の成長に寄与することを目指し、継続的な改善を続けていく予定です。これからの活動にご期待ください。