新しい防災のカタチ
2026-04-09 15:55:57

熊本地震から学ぶ新しい防災のカタチ「置いてく防災」とは

熊本地震からの教訓



2016年の熊本地震は、日本全土に多大な影響を及ぼしました。震災がもたらしたのは、家屋の倒壊やインフラの破壊だけではありません。約3年間続いた仮設住宅生活が示したのは、災害時に必要な備えと、そのために守るべき「大切なモノ」の重要性です。これらの教訓をもとに、マスターロック・セントリー日本(MLSJ社)は「置いてく防災」という新しい防災のアプローチを提案しています。

防災の現状



2026年は熊本地震から10年となる年であり、日本国内では南海トラフ巨大地震をはじめとする地震のリスクが高まっています。このリスクを考慮した場合、備えはますます重要です。例えば南海トラフでは、30年以内に60〜90%の確率で巨大地震が発生すると言われています。また、千島海溝でも30年以内にM8.8以上の地震の発生確率が20〜40%とされており、私たちが災害に備える必要がある時期に入っています。

「逃げ一択防災」のコンセプト



MLSJ社の「逃げ一択防災」は、避難生活において必要なものだけではなく、生活再建に向けて不可欠な書類や大切な物品を保管するための防災戦略です。『持ってく防災』とは異なり、日常的に使っている耐火・耐水金庫を利用し、大切な物を「置いてく」ことで、迅速かつ安全な避難を可能にします。この発想は、避難時に迷いや憂いを取り除き、すぐに行動できる体制を整えます。

重要なモノの選別



「置いてく防災」では、生活においてなくてはならない書類や物品を選別します。具体的には、財産に関する書類(登記済権利証書や現金)、身分証明書(運転免許証、パスポート)、家族の思い出の品など、失うわけにはいかない物を中心に考えます。これにより、避難所での戸惑いや時間を減らすことができ、スムーズな生活再建が期待できます。

防災士の意見



防災士の藤田実沙さんにお話を伺ったところ、彼女は「日常生活を起点に備える」ことが大切だと述べています。これは、非常時だけでなく日常生活の中で自然に災害に備えられることを意味します。防災は特別な備えではなく、日常と密接に関連していると彼女は指摘しました。実際に、日常的に使っている物が災害時にも有用であることが求められています。

具体的な備え



具体的な防災の備えとしては、耐火・耐水性能を持つ金庫の活用が挙げられます。これにより、重要な書類や貴重品を守るだけでなく、人々に安心感を与え、迅速な避難を促進します。金庫に入れておくものとしては、以下が推奨されます:
  • - 財産に関する書類
  • - 身分証明書のコピー
  • - 思い出の品(写真、手紙など)
  • - アクセサリーや遺言状

まとめ



近年は防災に対する考え方が進化しており、特別な準備をせずとも日常生活の中で自然に備えるライフスタイルが求められています。「逃げ一択防災」はその一助として、私たちの日常生活にスムーズに溶け込む防災の形です。これからの防災へ向けて、私たち自身がしっかりと見直し、考える時期に生きていることを忘れずにいたいものです。


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