高校生たちが挑む!FOODEX JAPAN 2025での市場課題解決プロジェクト
2025年3月11日から14日まで東京ビッグサイトで開催される
FOODEX JAPAN 2025。この国際食品・飲料展示会に、一般社団法人海と食文化フォーラムが主催する
「市場の学校プロジェクト」が参加することになりました。高校生たちが自らのアイデアを活かし、地域の市場をPRするこの活動の背景には、食文化の継承と未来へのソーシャルインパクトを目指す思いがあります。
夢を持った実践の舞台
FOODEX JAPANは、日本とアジア、そして世界を結ぶ国際的な展示会として、食品業界の新たなトレンドを発信します。参加者は約90カ国から8万人にのぼり、食の新たな価値をともに創造する場となっています。今年で50回目を迎えるこの歴史的なイベントに高校生が参加し、はじめてのチャレンジをする姿は、医食文化を支える力強い次世代の芽生えを感じさせます。
高校生によるPR活動の様子
本プロジェクトの参加高校生は、事前に横浜市中央卸売市場を取材し、出展する仲卸業者の魅力を伝えるための
チラシや
POPを制作しました。手作りの温もりが感じられるこれらのPRツールは、彼らの個性と創造力が詰まっています。来場者には日本語だけでなく英語での対応を行い、海外の方にも店舗の魅力を伝えるなど、言語の壁を越えたコミュニケーションにも挑戦しました。また、高校生たち自身が来場者に直接声をかけることで、ブースの活気を生み出しました。
高校生たちの成長を感じる瞬間
参加した高校生たちは、このプロジェクトを通して大人の世界に一歩踏み出した実感を持ちました。「責任をもって取り組むことの難しさを感じました」や「英語力の重要性を再確認しました」と語る彼らの姿は、ただ市場のPRを行うだけでなく、自ら成長するための貴重な経験に繋がりました。お店の方々からも、「若い世代の声かけがあり、商談が増えた」という声が寄せられ、そのエネルギーが売り場の雰囲気を変える力を持っていることを実感しました。
市場の学校プロジェクトの未来
このプロジェクトは、現在も新たな仲間を募集中です。関心のある高校生や団体は、公式WEBサイトから参加申し込みが可能です。月に1,2回行われるフィールドワークや、仲卸店での体験を通して、また企業との連携を深めることで、実践的な学びを得ることができます。
未来の食文化と海を守るために、高校生たちが自らのアイデアと情熱を持って地域に貢献する姿は、私たちの食卓を支える大事な存在であることを思い出させます。次世代のリーダーたちが、この活動を通して何を学び、成長していくのか、今後が非常に楽しみです。
公式情報リンク
- - 市場の学校公式ホームページ: ichibanogakko.jp
- - FOODEX JAPAN 2025公式情報: 圧倒的な食品業界の未来が感じられるこのイベントをお見逃しなく!