キュリエの新たな展開
2025-10-09 12:50:57

株式会社キュリエがエステーイメージングへ法人事業部を譲渡し新事業へ集中

事業の譲渡と新たな挑戦



株式会社キュリエ(以下、キュリエ)は、エステーイメージング株式会社(以下、エステーイメージング)に対し、法人事業部を譲渡することで合意をし、2025年10月8日に契約を締結しました。この譲渡は、両社間に長い歴史がある信頼関係を背景に行われ、今後もこの関係は続くことが期待されています。これにより、キュリエは自社のEC事業と新規事業であるスマラピに経営資源を集中することを目指します。

譲渡の目的と背景



キュリエは、一般消費者向けのEC販売と法人向けの卸販売の2つの事業領域を展開してきましたが、最近の市場環境の変化や顧客ニーズの多様化に伴い、両事業の役割が明確になりつつあります。これを受けて、経営資源を効率的に活用することで、全体的な成長を最大化する戦略を打ち出しました。特に、EC事業においては、さまざまな品揃えの拡充や配送の迅速化、さらには品質管理とアフターサポートの強化を図ります。

エステーイメージングのシナジー効果



同社は、トナー製品や関連部材において確立された技術力を持っており、日本国内の再生トナー工場と販売店へ安定した供給を行っています。新たに譲渡される法人事業部は、この技術と連携することで、より効率的な製品開発や品質管理、営業力の強化が期待されます。特に、中国からの製品開発においても、物流の効率化が進み、顧客への迅速なサービス提供が可能となるでしょう。

スマラピ事業への注力



キュリエは、今後の成長に向けて、自社ブランドのリングを強化していきます。オリジナルブランド「インクのチップス」や「ヨコハマトナー」を通じ、EC事業の拡大を図り、新規事業であるスマラピへもリソースを集中させます。また、新型番への迅速な対応や品質の向上にも注力し、顧客満足を向上させることを目指します。

今後の展望



2026年1月1日には事業譲渡が実行され、これにあたり大阪支店を中心に関係スタッフがエステーイメージングへ移籍します。譲渡後もキュリエとエステーイメージング間の信頼関係は維持され、互いの強みを活かし合った事業の推進が期待されます。

キュリエ代表取締役社長の吉塚康一氏は、これまでの取引先に対し感謝の意を示し、EC事業やスマラピ事業への集中を通じてさらなる成長を目指すと述べています。エステーイメージングの代表取締役社長である田口哲也氏も、新たなメンバーを迎える喜びとともに、事業を進化させていく決意を表明しています。

この新しい展開は、キュリエが今後どのように成長していくか、そしてエステーイメージングがどれほどのシナジー効果を発揮するのか、業界の注目を集めることでしょう。両社の今後の動向から目が離せません。


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