学校給食と農業
2025-01-24 16:45:22

東京の農業者5名が学校給食に貢献し都から表彰される

東京都では、学校給食の質向上と地域農業の振興を目指し、東京産の農産物を活用するための取り組みを進めています。この一環として、今年度から「東京産農産物の学校給食活用促進事業」がスタートしました。その中で、食材の供給に熱心に取り組んでいる農業者への感謝状が贈られることになりました。

最近、日野市内で学校給食の供給活動に貢献している5名の農業者が、その成果を評価され、東京都知事から感謝状を贈られました。これにより、地元の農産物の重要性と質の向上が改めて認識されています。

表彰されたのは、長年にわたり学校給食への農産物供給に尽力してきた面々です。まず、岸野國男さんは、日野市の川辺堀之内から出荷しており、40年以上にわたって小松菜や大根などを学校給食に供給してきました。彼は、東京都のPR動画にも出演し、地元産食材の魅力を広める活動にも参加しています。

次に、小林和男さんは平山地区で30年以上にわたり出荷を行っており、食育セミナーの講師としても活動してきました。彼の努力は、子どもたちに食育を通じて地元産品の素晴らしさを伝える一助となっています。

また、立川登美江さんは栄町で30年間この活動を続けており、児童との交流会にも参加。彼女の地域との繋がりが、学校給食を通じてより深められています。

さらに、簱野利之さんも平山にて40年以上出荷を続けており、人参やジャガイモなどの出荷量を増やし続けています。彼の細やかな取り組みは、地元での農産物の評価向上に寄与しています。

最後に、由木勉さんは百草地区から30年以上農産物を供給し、市の食育広報にも積極的に参加しています。彼の活動は、地域の食文化の発展にも寄与しています。

今回の表彰は、地域農業者が学校給食にどれだけ大きな影響を与えているかを示すものです。東京都は、今後も地元農産物を活用する取組を一層推進していく方針を示しています。このような取り組みによって、地元の魅力的な食材が子どもたちの食事に活かされ、地域が一体となって食育に取り組むことが大切です。地元産の新鮮な農産物が、今後も学校給食に登場する日が楽しみです。


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