ユニオンテックが「働きがいのある会社」に初認定
渋谷区に本社を構えるユニオンテック株式会社が、世界170カ国で行われる働きがいに関する調査を実施する「Great Place to Work® Institute Japan(GPTW Japan)」より、2026年版「働きがいのある会社」に認定されました。この認定は、企業が職場文化を重視し、従業員の意見や満足度を大切にしていることを証明するものです。
働きがいのある会社とは
働きがいのある会社認定は、社員の信頼感、尊重、公正さ、誇り、連帯感の5要素に基づいています。ユニオンテックはこれらの要素すべてにおいて基準をクリアしたことで認定を受けました。従業員が自身の職務に誇りを持ち、仲間との連帯感を感じられる環境が整っていることが大きな評価ポイントです。
ユニオンテックの取り組み
ユニオンテックは「個人」を事業価値の中心に据え、個々の成長と満足度を向上させる取り組みを行っています。特に内装インテリア業界のように個々の専門性が求められる分野では、協働の質が経営成績にも影響を与えます。以下に同社の主要な取り組みを紹介します。
1. 社内アイデアコンテスト「IDEA UNION」
このコンテストでは、全社員がアイデアを持ち寄り、企業が抱える課題や新規事業を提案します。優れたアイデアには報酬が与えられ、実現に向けたサポートも行われます。これにより、社員の自由な発想とチームワークの深化を促進しています。
2. ミドル層の経営参画プログラム「UT100会」
このプログラムは、各事業部の管理職が参加し、「100人で売上100億円を実現する」という中期施策を推進しています。経営視点を養うことで、現場人材の育成にも貢献しています。
3. スキルアップ支援制度
全社員に対し、自己研鑽を支援するための補助金が提供されています。書籍やセミナー、スクールなどを自由に選択でき、自律的なリスキリング文化が促進されています。
4. 関連会社化支援制度
社員が自ら新たな事業を立ち上げるチャンスが与えられるこの制度は、地域創生や新規ビジネスの創出を目的としています。これまでにも複数の関連会社が立ち上がっています。
その他の取り組み
ユニオンテックは、定期的な社内懇親イベントや、同じ趣味を持つ社員の部活動、業界内最高水準の給与など、多岐にわたる施策を行っています。これらの取り組みは、社員の挑戦を支援し、結果的に顧客への高品質なサービス提供につながると考えています。
代表者のコメント
代表取締役の大川祐介氏は、認定を受けたことを嬉しく思う一方で、ここが新たなスタート地点であると述べています。今後はランキング入りを目指し、働きがいだけでなく、働きやすさや成果を出す環境の構築に努めていく意向を示しています。
まとめ
ユニオンテックの「働きがいのある会社」への認定を受けて、同社の取り組みや文化がますます注目されることでしょう。今後も社員の成長と満足度向上を目指し、持続可能な企業経営に向けた挑戦を続けていく姿勢が期待されます。