四月のアートをリアルタイムで楽しむSBIアートオークション開催情報
2025年4月11日と12日、色彩とフォルムが織り成すアートの祭典「第71回SBIアートオークション」が開催されます。本イベントはライブストリーミング形式で行われ、492点以上の作品がリアルタイムで出品されます。春の訪れを告げる4月に、アートファンには見逃せない機会となるでしょう。
精選された作品ラインナップ
今回のオークションには、時代を超えて愛される巨匠たちや若手アーティストの作品が多数揃います。特に注目は、フランスの巨匠アンリ・マティスの『Jazz』シリーズから選ばれた16点の版画です。彼の手による鮮やかな色彩と自由なフォルムは、見る者の心を掴むことでしょう。また、草間彌生による《七色の富士—富士山、わたし大好き (Kusama 399)》も出品され、力強い赤色の富士山が独特の魅力を放ちます。
若手作家の新たな挑戦
さらに、ロッカクアヤコの《Untitled》では、ダンボールに描かれた女性の姿がダイナミックな動きを示します。昨年、人気を博した永井博の作品も登場し、青を基調とした作品からは爽やかな空気感が漂います。また、山本大貴の《Remains of the day》は独自のリアリズムを追求した静謐な世界観を表現。夭折の画家中園孔二の晩年のオイルパステル作品も見逃せません。
海外作家の特別出品も
海外からはスイス出身のアーティスト、アンディ・デンツラーによる《Waterfall crossing》が出品されます。彼の「Motion Paintings」は、油絵の特性を生かし、偶然生成されたぼかしや歪みを特徴としており、その独自の世界に多くの人々が惹かれています。また、ニューヨークで活動する松山智一の《Spotlight Seduction》も注目の作品です。彼の東京初の個展が開催される中、オークションでの出品は日本アートシーンでも話題となるでしょう。
オークション参加方法
本オークションはライブ配信型でどなたでも参加可能です。参加には、会場での入札や電話、書面、そしてオンライン入札が用意されています。視聴についてはYouTubeで簡単にアクセスできますので、自宅にいながらリアルタイムでアートの競演を楽しむことができます。
新生活が始まるこの季節、アート作品との新たな出会いが待っています。ぜひこの機会をお見逃しなく。
実施概要
企業情報
SBIアートオークション株式会社は、国内外のアート作品のオークションを手掛け、美術品をより多くの方に届ける取り組みを行っています。東京・江東区に本社を構え、多彩なアートを通じて文化の楽しさを広げることに情熱を注いでいます。アートマーケットの成長を支え続ける同社の展望にもご注目ください。