デルタ電子の蓄電システムが大きな一歩
デルタ電子株式会社が発表したニュースは、蓄電システム「Cシリーズ」とパワーコンバージョンシステム「PCS3000」が、サイバーセキュリティの要件を満たす「JC-STAR」レベル1認証を取得したことです。この認証は、情報処理推進機構(IPA)によって運営されているものであり、日本国内において安全に使用できることを示しています。
認証取得の意義
2027年以降の新規連系要件が決定されており、これに基づいて新たに接続される太陽光発電および蓄電池は、JC-STAR認証を持つ制御システムを使用することが求められます。この要件に適合している「Cシリーズ」は、今後も系統連系に活用されることが期待されています。また、PCS3000も同様に認証を取得済みです。
この認証取得によって、事業者および需要家は、安心してデルタ電子の製品を導入し、活用できるようになります。さらに、政府や地方自治体による補助金制度にも対応しており、蓄電システムの導入に際しての不安を軽減しています。
Cシリーズの特長
「Cシリーズ」は、オールインワンキャビネット型の蓄電システムであり、いくつかの特長を備えています。まず、設計がコンパクトであり、設置スペースを50%削減可能です。また、高速で簡単に設置でき、その時間を最大75%短縮できることが特徴です。さらに、液冷技術と多層防火設計により、高度な安全性が確保されています。
最新エネルギーマネジメント「DeltaGrid」
この製品には「DeltaGrid®」というエネルギーマネジメントプラットフォームが含まれており、電力系統の安定化や需要家向けのエネルギーマネジメントを実現します。AI予測や運用計画エンジンによって、エネルギーコストを最小化し、再生可能エネルギーの自家消費を最大化できます。
PCS3000の高い性能
「PCS3000」は、4150 kVAの高出力を誇り、最大変換効率98.4%という高効率を実現しています。このような高い性能は、過酷な環境下でも安定動作を維持できる水冷システムによって支えられています。多様な系統環境に接続可能な点も、大きな利点です。
未来に向けた展望
デルタ電子は、CシリーズやDeltaGrid、PCS3000を基盤にして、蓄電池システムやエネルギーマネジメントを統一した革新的なエネルギープラットフォームを展開していく計画です。この取り組みは、商業施設や製造工場、高圧蓄電所、さらには太陽光発電所における蓄電システムの導入を通じて、カーボンニュートラルの推進と電力レジリエンスの強化に貢献することが期待されています。
会社概要
デルタ電子は1971年に台湾で創業し、現在では世界中に販社と工場を展開しています。スイッチング電源や冷却ファンの製造に加え、再生可能エネルギーソリューションなど、広範囲にわたる製品を提供しています。さらに、エネルギーマネジメントや電子部品、ネットワーク機器など、多岐にわたる分野で革新的な技術を持つ企業です。
詳しい情報は、
デルタ電子の公式サイトをご覧ください。