人事図書館が新たに提供する“ほけんしつ”とは
2025年6月12日、東京の人事関連職の集まるコミュニティ「人事図書館」が新しいオンライン相談スペース「ほけんしつ」を開設します。このサービスは、人事担当者が抱える悩みを気軽に相談できる場を提供し、心の健康をサポートします。
「ほけんしつ」の背景
人事業務は企業の成長に欠かせない重要な役割を果たしますが、同時にその職責ゆえに孤独を感じることが少なくありません。特に、従業員のキャリアやプライベートに関わる内容を話す相手が少なく、些細な悩みさえも言い出せないという課題があります。こうした声に応えるべく、カウンセラー資格を持つプロたちが在籍する「人事図書館」による心の保健室が誕生しました。
ほけんしつの名称の由来
「ほけんしつ」という名には、私たちが学校時代に親しんだ「あの保健室」のイメージが込められています。体調が優れない時だけではなく、心が疲れたときや人間関係で悩んでいる時に頼れる場所として、訪れたくなる存在を目指しています。このサービスは、特にキャリアの初期段階にいる人事担当者にとって、心の拠り所となることを願っています。
サービスの概要
この「ほけんしつ」では、カウンセリング資格を持つメンバーがマンツーマンで相談に応じます。キャリア関連の悩みから職場の人間関係、メンタルヘルスまで幅広く対応。本サービスは完全に秘密が守られ、安心して利用できます。特に、相談内容は第三者に共有されることはないので心配はいりません。
対象者と利用方法
「ほけんしつ」は人事図書館の会員限定で利用無料。相談は30分間、オンラインで行われます。希望するカウンセラーは、予約システム「TimeRex」から簡単に予約できます。予約後には、当日のZoom URLが記載されたメールが送信されます。
将来的な展望
「人事図書館ほけんしつ」は、個人が特定されない形で相談内容を分析し、コミュニティ全体の学びを深める勉強会の企画や、エンゲージメント向上の施策を考えています。「仲間と学びで、未来を拓く」というタグラインのもと、人事図書館は今後も人事に関わる全ての人が健康に、ポジティブに働ける環境作りに貢献していく所存です。
人事図書館の基本情報
人事図書館は2024年4月1日に東京人形町にオープンしたコワーキングとコミュニティの一体型施設で、2500冊以上の人事書籍と600名以上の会員を誇ります。所在地は東京都中央区日本橋蛎殻町1-12-7、WACROSS NINGYOCHO 6Fです。興味のある方はぜひ公式ホームページやSNSをチェックしてみてください。