無人レンタカーサービスが東京で急成長中
バリュートープ株式会社は、東京都渋谷区に本社を構える企業で、無人・非対面で利用できる24時間営業のレンタカーサービス「オールタイムレンタカー」を提供しています。この度、同社はi-nest capitalと株式会社イードからの出資を受け、総額1億円の資金調達を実施しました。新たに調達した資金は、今後の事業拡大に役立てるとのことです。
資金調達の背景と今後の展開
バリュートープは今回の資金を、特に山手線全駅やその周辺地域への拠点展開の加速に投資する予定です。都市部の需要に応じたサービスを提供するため、利便性や機動性を重視した都市型のレンタカーサービスを構築していく方針です。また、出資者のひとつであるイードとは資本業務提携を結び、無人貸出を支える技術の強化を図ることで、DX型のモビリティサービスの拡大を目指しています。
オールタイムレンタカーの魅力
「オールタイムレンタカー」は、アプリを介して予約、開錠、返却、決済まで全てが非対面で完結する新しいレンタカーの形です。現在、渋谷・新宿・恵比寿・五反田といった山手線沿線で展開しており、登録会員数はすでに2万人を超えています。顧客からは、利便性の高さや手軽さ、そして価格の魅力が評価されており、特に若い世代のレジャー利用やビジネスニーズが増しているようです。
「オールタイムレンタカー」のスタイルは、クルマを所有するのではなく、必要な時に利用するという現代の都市生活にフィットしたサービスで、多くの支持を得ています。詳細は、
サービスの公式ページや
概要動画で確認できます。
資金使途やニーズの変化
今回の資金使途としては、山手線全駅を中心にしたステーション展開の加速が挙げられます。さらに、IoTスマートロック「バーチャルキー」の運用知識を蓄積しオペレーションの最適化を図るほか、利用者のニーズに応じたUXの改善やカスタマーサポート強化も行います。これにより、無人貸出に特化したカーシェア型レンタカーのモデルを確立することが目標です。
また、同社では無人レンタカー用の駐車スペースも多数募集しています。ターミナル駅近くの徒歩圏内で、24時間入出庫が可能なスペースが求められています。これは、サービスをさらに拡大させるために不可欠な要素です。
新たなチャンスと採用活動の強化
資金調達を受けて、バリュートープでは新たな人材の採用も強化しています。ステーション開発やオペレーション企画、カスタマーサポートなど、成長段階にある同社では、新しい挑戦をしたい方を歓迎しています。拡大を目指すこの時期に、進取の気性を持った方々を求めています。詳しい採用情報や問い合わせについては、同社の
採用ページをご覧ください。
バリュートープ株式会社は、これからも都市生活者にとっての新しい移動体験を提供し続けるでしょう。今後の動向に注目していきたいところです。