脱炭素社会に向けて、中高生が行動を考える「TOKYO GX ACTION」の学習教材
未来の社会を考える上で、私たちの教育において環境問題を学ぶことが重要です。東京都の「TOKYO GX ACTION」は、2035年までに温室効果ガス排出量を2000年比で60%以上削減し、2050年にはゼロエミッションを実現するためのプロジェクトです。この取り組みの一環として、中高生向けの探求型学習教材が発表されました。この教材は、東京都内の教員に向けて2026年7月23日から無料で公開される予定です。
この探求型学習教材は、学生たちが環境問題について深く考え、自分たちの行動を見直すきっかけを提供します。教材のテーマは「かえていこう。エネルギーと東京の未来を。」です。中学生から高校生の皆さんがこのテーマに触れ、自らの生活を見直し、どう行動していけるのかを学びます。生徒がGXを“知る”だけでなく、行動に移せるようになることを狙っています。
特徴的な教材構成
本教材は、全3コマから成り立っており、各回でテーマを設定し、楽しく環境問題を学ぶ内容になっています。特に注目したいのが、すごろくやクイズを取り入れているところです。このような工夫により、学びながら楽しむことができ、学生にとって自然と興味を引かれる内容と言えます。
1.
第1回目: まずは、食事や移動手段に焦点を当て、自分の行動を振り返ります。普段何気なく選んでいる食材や交通手段がどれだけCO₂排出量に影響を及ぼすかを認識し、脱炭素の観点から見直す運動です。
2.
第2回目: 家庭内で使用する照明や家電といった具体的な技術を学び、CO₂排出量を数値で理解します。デカボスコアを使ったすごろくを通じて、知識を楽しく深めていきます。
3.
第3回目: 環境配慮行動にアイデアを出し合い、それをマップに整理します。このプロセスを通じて、他者との意見交換を行い、自己成長に繋げる機会を提供します。
教育の現場での活用
この授業は、中学1年生から高校3年生を対象にしており、教師が簡単に教育プログラムを実施できるように、授業計画書や指導案、進行用スライドなど多くの資料も用意されています。さらには、すごろくセットなどの楽しい教材も含まれており、教室での実践がスムーズに行えるよう配慮されています。
「TOKYO GX ACTION」の理念に基づき、学生たちが地域社会での役割を理解し、環境問題に取り組む姿勢を育むことを目指しています。教員の方々には、皆さんの授業が生徒の主体的な学びを引き出せるよう、積極的にこの教材を利用してもらいたいです。
おわりに
「TOKYO GX ACTION」に関する詳細な情報や、教材へのアクセス方法、教員登録などについては公式ホームページにて随時更新されています。持続可能な未来のために、まずは教育の場から一緒に行動を変えていきましょう。
公式サイト:
TOKYO GX ACTION