キヤノンの最新技術が詰まった新製品「TC-21M」
キヤノンから、A1ノビサイズに対応するデスクトップ大判プリンター「imagePROGRAF TC-21M」が登場します。この新モデルは、手書きの原稿からPCを使用せずに大判コピーが可能で、利用シーンが多岐にわたることが特長です。
PCレスでの大判コピーが可能
TC-21Mは、A4サイズのフラットベッドスキャナーを搭載しており、手書き原稿や既存のチラシ、さらには厚みのある冊子までスキャンできます。この機能により、例えば飲食店のメニューや教育現場の教材、旅行代理店の販促ポスターなどをスピーディーに作成できるため、ビジネスや教育のシーンでの活用が期待できます。
多彩なコピー機能の拡充
新しいTC-21Mは、オリジナリティーのある制作物を簡単に作れるように、コピー機能が充実しています。例えば、A4の原稿をスキャンし、それをA1やA2などの大きなサイズに拡大コピーすることが可能です。特に「レイアウトコピー」機能では、スキャンした複数枚を組み合わせてバナー制作が容易に行えます。また、「拡大分割コピー」機能を使うと、A4サイズの原稿を分割してA0サイズのポスターを作成することもできます。これにより、広告やプロモーション用の大型資料も手軽に制作できるのです。
快適な操作性
TC-21Mには、チルト式の操作パネルが採用されており、ユーザーの目線に合わせて角度を調整することができます。設置場所に関わらず、快適に操作ができるため、机上や棚の下など、さまざまなスペースにフィットします。また、オートシートフィーダーを利用することで、A3・A4の用紙はもちろん、はがきや封筒、ラベル紙など、多様な紙にも対応しています。これは、顧客用の図面や確認用の縮小図面作成に非常に便利です。
環境への配慮
このモデルは、素材選びにも注意が払われています。本体には再生鉄を約5%、樹脂には再生樹脂を約40%使用しています。そして、製品梱包には発泡スチロールを使用せず、すべて段ボールに切り替えられています。また、国際的なエコラベル「EPEAT」では、米国で「EPEAT」ゴールド製品として登録されており、環境への配慮が伺えます。
発売情報
「imagePROGRAF TC-21M」は2025年4月17日に発売予定。希望小売価格はオープンとのことですが、実際の市場価格は発表後に注目されるでしょう。特に、手書きのメモや資料を大判で簡単に印刷したい方や、少人数でのビジネスを行う方にとって、非常に魅力的です。
この新製品「TC-21M」により、より多くの方が大判印刷を活用できるでしょう。キヤノンの新たな挑戦に期待が高まります。