熊本市新物流拠点の幕開け
熊本市東区戸島町において、マルチテナント型の物流倉庫「熊本戸島ロジスティクスセンター」が2026年1月に着工されることが発表されました。このプロジェクトは、戸田建設、西日本鉄道、東京建物の三社によって共同で進められ、熊本地域の物流効率を一層向上させることを目的としています。
立地の利便性
この物流センターは、観光や交通の要所でもある熊本市の中心から約10kmの距離にあり、九州縦貫自動車道「益城熊本空港IC」からも近く、交通の便が非常に良いです。さらに、半導体関連の工場が集まるエリアにも隣接しており、物流施設としての可能性は高いと考えられています。
施設の概要
物流センターは、以下のような仕様で計画されています:
- - 所在地: 熊本市東区戸島町1130番他
- - 開発区域面積: 32,941㎡
- - 延床面積: 74,479㎡
- - 構造・規模: 鉄骨造・地上4階建
- - 着工: 2026年1月
- - 竣工予定: 2027年7月
このセンターは、常温仕様で1、2階は高床式(地面から1.0mの高さ)であり、1.5t/㎡の床荷重が可能です。また、1階の一部を除くと有効高さは5.5mで、柱スパンは10.5m×10.2mとなっています。
特徴と機能
このセンターは、複数のテナントが受け入れ可能な仕様になっており、最大6つのテナントに分割賃貸が可能です。通常の物流センターと異なる点は、2階への大型車両の直接乗り入れを可能とするために設けられたスロープや、貨物を迅速に搬送するための垂直搬送機や荷物用エレベーターが整備されている点です。
さらに、トラックバースに荷受室が設けられ、事務所機能は3、4階に集中させることで、物流の効率を最大化しています。作業環境を考慮し、ドライバー用トイレや従業員用の休憩室も設置され、働く人々の快適性にも配慮しています。
環境への配慮
屋上には太陽光パネルが設置され、自家消費を行う予定であり、環境にも配慮されています。加えて、CASBEE建築(新築)Aランク、ZEB Readyという環境認証を取得する見込みです。
事業者の取り組み
このプロジェクトには、長い歴史を持つ戸田建設、地域に根ざした西日本鉄道、そして安定した実績を有する東京建物が関わっています。戸田建設は、熊本市と半導体関連産業の集積のための協定を結び、地域の経済や発展に寄与する取り組みを進めています。西日本鉄道は高品質な物流サービスを今後も提供し続けることを目指しており、東京建物も様々な事業を通じて地域の発展に貢献する方針です。
この「熊本戸島ロジスティクスセンター」は、熊本における新たな物流の拠点として、今後の発展が期待される計画です。