日本初のノンバーバルシアター「ギア」
言葉を必要としないパフォーマンスで知られる『ギア-GEAR-』は、日本発の斬新なノンバーバルシアターです。この独特な作品は、観客の想像力を駆り立てることで、無言のままでも感動を届けることに成功しています。2025年6月、京都での通算4900回目の公演を迎え、その数は5600回を目前に控えています。具体的には、14年にわたり同じ劇場で上演されている日本オリジナル作品として、最高のロングラン記録を保持しているのです。
劇場と公演の実績
『ギア』専用劇場では、これまでに世界90カ国以上からの観客が来場しており、Googleレビューでの評価は1202件中4.8となっています。また、Tripadvisorでも500件の評価が同じく4.8という高得点を得ており、京都市の劇場・コンサート施設ではトップクラスの実績を誇ります。その人気は口コミを通じて上昇し続け、2022年からはトラベラーズチョイスにも選出されており、その評価は年々高まっています。
多様な表現で紡がれる物語
『ギア』の舞台設定は、忘れ去られた古いおもちゃ工場。ここに登場するのは人間型ロボット「ロボロイド」と、かつて工場で働いていたおもちゃの人形「ドール」です。セリフは一切使わず、マイムやダンス、マジック、ジャグリングなどの身体表現が駆使され、光と音、映像効果と融合しながら物語が展開します。観客はこのパフォーマンスから自らのストーリーを読み取り、想像することが求められます。つまり、言葉を超えた感動を、国籍や年齢を問わず共有できるのが『ギア』の大きな魅力です。
現代が問いかける「人間とは何か」
進化を続けるAIやChatGPTの普及によって、今、日本は「人間とは何か」というテーマが重要視されています。『ギア』は、この普遍的なテーマを「体験」として提供することに成功しました。異文化の人々が一つの舞台で笑い、驚き、涙を流す、その瞬間は言葉では伝えきれない感動を生んでいます。2025年秋には5000回公演を迎える予定で、さらなる進化を続けることでしょう。
子どもから大人まで楽しめる体験
『ギア』は、視覚的な要素を豊かに取り入れた非言語パフォーマンス作品です。そのため、小さなお子様から大人、さらには外国人旅行者までもが言語の壁を感じることなく楽しむことができます。キャストは31名で構成され、日替わりで様々な組み合わせが用意され、鑑賞回数が100回を超えるリピーターも多く、その表現の多様性が観客の心をつかんで離しません。
『ギア』公演情報
公演日時
平日: 14:00 / 19:00 (いずれか1公演)
土日祝日: 13:00 / 18:00
上演時間
1時間30分
料金
一般: S席 7200円 / A席 5200円 / B席 3600円
小学生~高校生: S席 5200円 / A席 4200円 / B席 2600円
未就学児: 共通 1200円 (要予約)
会場
ギア専用劇場 (ART COMPLEX 1928)
公式HP
ギア公式サイト
『ギア』の進化を続ける作品を是非体験しに足を運んでみてください。言葉を超えた感動が、あなたの心にも触れることでしょう。