Siiibo証券、16億円の資金調達を実施
社債に特化したオンラインプラットフォームを提供する
Siiibo証券株式会社(以下、Siiibo証券)は、最新の資金調達を実施しました。この度、あおぞら企業投資や15th Rock、FINOLAB1号投資事業有限責任組合などからの支援を受け、累計の調達額は約16億円となります。これにより、同社は「おまとめ債」という新たな商品を拡強し、投資家に更なる選択肢を提供することを目指しています。
資金調達の背景
最近の金利上昇によって、投資家の間で「インカムゲイン型投資」に対する関心が高まっています。中でも社債は、企業にとって柔軟性のある資金調達手段であり、投資家にも安定した収入源を提供します。2024年の社債発行額は史上最高の約15.7兆円に達する見込みで、特に未上場企業への投資が拡大していることも注目すべきポイントです。
これに伴い、Siiibo証券では未上場スタートアップを対象とした社債を通じ、個人投資家と企業を直接結びつけ、さらなる成長を狙っています。
商品「おまとめ債」について
新商品の「おまとめ債」は、未上場企業を中心とした複数の銘柄を一括で購入できることが特長です。この商品により、一度の購入で5~20銘柄に分散投資が可能となり、投資家は透明性の高い運用を享受できます。
- - 金利は2~8%を期待:投資先企業の財務状況も確認でき、分散投資の効果を実感できることが魅力です。これまで寄せられた感想からは「複数のベンチャー企業を支援している実感が得られる」「探していた社債が見つかった」と高評価を得ています。
今後の展開
Siiibo証券は、この資金調達を基に二つの柱から企業と投資家への支援を強化します。
1.
投資家への取り組み:
- 「おまとめ債」の提供を増やし、常に購入機会を確保します。また、企業の新規社債発行タイミングに左右されない「いつでも売り買いできる社債」の実現を目指します。
2.
企業への取り組み:
- 投資家による社債購入を促進し、資金調達の活性化を図ります。
- 今後、資金調達を容易にする新サービスを公開予定で、これによりスタートアップが事業に集中しやすい環境を整備します。
Siiibo証券とは
Siiibo証券は、「自由・透明・公正」をミッションに、社債に特化した日本唯一のオンラインプラットフォームを運営しています。企業にとって社債発行は柔軟性があり、経営権を希薄化させることなく資金を調達できます。
引受先からの支持正
あおぞら企業投資代表取締役の久保彰史氏は、Siiiboのビジョンを称賛し、新たな資産流通を促進する存在として期待を寄せています。また、FINOLABの小原武史氏は、個人投資家にとって革新的な選択肢であり、資本コストの意識を高める高まる期待を表明しています。
結論
Siiibo証券は、今後も社債市場の拡大を図り、資金調達の新しい形を提供し続ける意向です。新たな金融の流れを創出し、個人と企業の架け橋になるべく邁進していくことでしょう。