映画『花束』を通じて子どもたちの現状を考える「Hanataba Fes vol.1」開催のお知らせ

映画『花束』を背景にした新たなイベント「Hanataba Fes vol.1」の開催

認定NPO法人 Learning for All は、映画『花束』の制作チームと協力して「Hanataba Fes vol.1」を開催します。このイベントは、子どもや若者を取り巻く多様な社会課題について、参加者が共に考える場として位置付けられています。

イベントの概要

「Hanataba Fes」は、映画『花束』を通じて、子どもや若者に影響を与えるさまざまな社会的テーマを扱っています。特に、親を頼れない子どもや若者に焦点をあて、虐待や貧困の現状を知り、私たち一人ひとりができる具体的な行動について話し合います。

特に、今回はキックオフイベントとして、サヘル・ローズや岩井俊二、そして学習支援に取り組む李炯植が登壇します。そして、特別ゲストとして音楽家の小林武史さんも参加し、映画『花束』の裏話や社会問題についての対話が繰り広げられます。これにより、参加者は映画制作の背景や、その中で描かれた実際の若者たちの姿を通じて、現実の課題に目を向けることができるのです。

映画『花束』の魅力

「花束」は、サヘル・ローズが監督を務めた実験的な映画で、児童養護施設で育った若者たちのリアルな姿を描いています。彼らは一見普通の青少年ですが、それぞれが特殊な体験を抱えています。この映画では、彼らの記憶を辿りながら、彼ら自身が演じることで、彼らの心の奥底にある感情が表現されます。

映画には、オーストラリア出身のバイオリニスト、サラ・オレインや、名優の佐藤浩市も出演しており、幅広いアプローチで観客に訴えかけます。また、エグゼクティブプロデューサーに岩井俊二を迎え、音楽にはSUGIZOが担当しています。これら多彩な才能が集結したことにより、映画は単なるエンターテイメントを超え、重要なメッセージを発信しています。

開催情報

この魅力的なイベントは、2023年10月21日（火曜日）の19:00から21:00まで、グレイドパーク恵比寿にて開催されます。アクセスは、JR恵比寿駅西口から徒歩5分、東京メトロ日比谷線の恵比寿駅5番出口から徒歩2分と非常に便利です。参加費用は3,800円、定員は100名と多くの方にご参加いただけます。