2023年3月23日、東京都庁で「エネルギー等対策本部」が開催され、小池百合子知事や副知事、各局長が出席しました。この会議は、中東情勢や気候変動からくるエネルギー価格の高騰、さらには今夏に向けた電力需給の厳しい見通しに対応するためのものでした。近年、気候変動によって「災害級の暑さ」が常態化し、都民の健康と安全が脅かされています。これは、エネルギー対策と暑さ対策が喫緊の課題であることを示しています。
会議では、東京都が進める「HTT」(電力を「へらす・つくる・ためる」)の取り組みについて確認されました。特に重要なのは、太陽光発電や蓄電池の導入拡大、省エネの促進を通じて、外部環境に影響されにくいエネルギーの確保を図ることです。これにより、無理のない範囲での節電と冷房利用を両立させる「賢いエネルギーの使い方」を全社会で普及させることを目指しています。
特に高齢者や低所得世帯など、熱中症のリスクが高い方々のためにエアコン設置支援や水道基本料金の一時無償措置など、負担軽減策も実施されることが決まりました。こうした施策は、命を守るための行動を後押しするもので、非常に重要です。
小池知事は、「HTTと暑さ対策は局の垣根を越えて取り組むべき都庁の最重要ミッションです」と強調し、都民に対して省エネの重要性と、それを実際の行動につなげるための協力を呼びかけました。現在直面している危機的状況について、都民の皆さんとその認識を共有し、皆で行動に移すべきであると訴えています。
東京都は、エネルギーの安定確保と暑さ対策を両立させながら、皆との協力で危機に強い東京を実現することを目指しています。数々の施策を通じて、より良い暮らしの実現に向けて努力していくことを約束します。
また、東京都の「HTT」について、詳しい取り組みの例も紹介されました。エアコンのフィルターをこまめに掃除するなどの「へらす」活動、太陽光発電や蓄電池の導入を進める「つくる」、そしてその蓄えた電力を有効に活用する「ためる」取り組みが一体となって、脱炭素化を推進していくことが求められています。具体的な詳細については、東京都の公式サイトを確認することができます。
このような取り組みは、2050年に向けた東京戦略の一環として位置づけられ、「ゼロエミッション」を実現するために欠かせないものです。今後も注目し、私たち自身も省エネ行動について考えていく必要があります。