変わる「こども食堂」の役割とは?
日本全国でその存在感を増している「こども食堂」。愛知県においてもその数は急増しており、2017年6月に設立された「あいち子ども食堂ネットワーク」では、発足当初の40から2024年には293へと成長しました。もともとは、困難を抱える子供たちへの食事提供が主な目的でしたが、現在では地域のつながりを深める重要な場所となっています。
このたび、FM AICHIでは特別番組「変わるこども食堂~わたしたちの居場所~」を放送します。この番組では、名古屋市中区の「新栄1こども食堂」を中心として、そこに関わるさまざまな人々の思いを深掘りしていきます。番組のパーソナリティを務めるのは、元TBSアナウンサーの佐藤渚さん。彼女自身が「新栄1こども食堂」でボランティアとして活動している経験をもとに、現場の様子や人々の交流をリアルにお伝えします。
地域のハブとしての役割
かつての「こども食堂」は、食事を十分に取れない子供への支援が強調されていましたが、現在ではその役割は大きく変化しています。食事を提供するだけではなく、地域のコミュニケーションの場として繋がりの重要性を担っています。このような場が存在することで、孤独や孤立を和らげるだけでなく、互いに助け合うコミュニティが生まれています。
番組では、各種インタビューや取材を通じて、料理を作るボランティアや、訪れる子供たち、さらには保護者など、さまざまな立場の人々の生の声をお届けします。彼らの想いや活動を知ることで、「こども食堂」の意義をより深く理解できるでしょう。
放送の詳細
この特別番組は、2025年3月16日(日)19:00から20:00まで放送されます。放送はFM AICHIの名古屋と豊橋で行われ、また、スマートフォンアプリ「radiko」を利用すれば、放送後1週間以内にはタイムフリー機能で無料で聴くことができます。興味のある方は、ぜひ聞いてみてください。
- - 番組タイトル: 変わるこども食堂~わたしたちの居場所~
- - 放送日時: 2025年3月16日(日)19:00~20:00
- - パーソナリティ: 佐藤渚(FM AICHI「FRIDAY MAGIC」パーソナリティ)
- - 提供: ブラザー工業
- - 放送局: FM AICHI(名古屋 FM80.7MHz / 豊橋 FM81.3MHz)
こども食堂の未来へ
「こども食堂」は単なる食事を提供する場ではなく、地域の人々が集い、交流し、支え合う役割を果たしていることが見えてきました。今後もその活動が広がり、多くのこどもたちや地域住民に愛される場所として進化していくことでしょう。この特別番組で、ぜひその変化を実感してください。