浅草の伝統が息づく新ブランドwanonunoの魅力と新作紹介

浅草の伝統が息づくwanonunoの魅力

浅草を拠点にした老舗の旗屋が生んだ新ブランド「wanonuno」は、伝統的な日本の布文化に現代的なエッセンスを加え、新たな可能性を提案しています。特に新作のHAPPIは、祭りの楽しさと日本の文化を融合させたユニークなアイテム。普段着としても楽しめる法被を通じて、地域の祭りや伝統を身近に感じることができます。

wanonunoの誕生背景

DANA株式会社が手がけるwanonunoは、75年間にわたり旗屋を営んできた大西家の伝統を受け継いでいます。祖父や父の想いを継承しつつ、現代にマッチした製品を作るため、雑誌編集者として培ったセンスを活かして日用布製品を再販。法被や手拭い、風呂敷などを現代風にアレンジし、その魅力を広めています。

祭りとHAPPIの関係

wanonunoが発表した新作PR動画は、矢先稲荷神社の例大祭を舞台に繰り広げられます。凡庸な衣装ではなく、法被の持つ深い意味と重要性に焦点を当て、地域と祭りの心を表現しています。祭りを通じて結ばれる絆や伝統が新たなクリエイティブな形として具現化されていく姿は、見る人に強い印象を残します。

新作HAPPI COATのデザイン

新たな試みとして誕生したHAPPI COATは、ストライプの縦絽生地が特徴。従来の法被にありがちな堅苦しさを排除し、カジュアルに着用できるデザインが施されています。長めのロング丈に仕立てられ、左右にポケットも装備。さまざまなシーンでコーディネートが可能で、普段使いにもぴったりです。

このHAPPI COATは、祭りで使うだけでなく、日常のファッションに取り入れることもできます。羽織るだけで和のテイストを味わえ、気軽に着こなせるアイテムとして、多くの人々に受け入れられるでしょう。

未来への展望

wanonunoは、今後も日本の伝統的な布文化を現代に生かすプロジェクトを続けていく予定です。「MEGA TENUGUI」や「TENUGUIハンケチ」など、さらなる新商品を展開し、国内外にアプローチし続けます。また、POP UPイベントやセレクトショップでの展開により、多くの人々に直接製品に触れてもらう機会を増やしていきます。

地域の文化と伝統を大切にしつつ、それを現代的に清新に表現するwanonuno。日本の布文化の可能性を広げ、新たな魅力を発信し続ける姿勢に、今後も注目です。