Helpfeelが選定された理由
この度、株式会社Helpfeelが開発した検索型AI-FAQ「Helpfeel」が、総務省の「情報アクセシビリティ好事例2024」に選出されました。この評価は、情報を平等にアクセスできる社会づくりを目指す当社の取り組みが、業界でも高く評価されたものであり、大きな自信となっています。
アクセシビリティへの強い思い
Helpfeelは創業以来、「情報格差(ナレッジギャップ)」という社会問題に取り組み、年齢や障がいの有無にかかわらず誰もが快適に情報にアクセスできるユニバーサルなデジタルツールの開発に注力してきました。特にユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスの研究・開発に力を入れ、幅広い利用者が直感的に操作できるよう努めています。
この度の選定は、Helpfeelの取り組みの一環として、アクセシビリティが高いデジタルツールを提供し、それが利用者と事業者の両方にとっての付加価値を生み出すことが評価された結果です。
評価されたポイント
1. 誰もが享受できるデジタル活用
総務省は、ICT機器やサービスにおける情報アクセシビリティの確保が重要であるとし、特に当事者ニーズに基づいた開発を重視しています。Helpfeelは、視覚障害を持つ方や操作に困難を抱える方々に対しても十分な配慮を行っており、これが多くの企業にとってのアクセシビリティ向上に寄与しています。
2. 利便性を向上させる機能
Helpfeelには、以下のようなアクセシビリティ向上に特化した機能があります。
- - 意図予測検索: ユーザーが誤ってスペルミスをした場合でも、関連する候補が表示される機能です。これにより、情報に迅速にアクセスできます。
- - 問い合わせフォーム機能: ユーザーの入力に基づき、関連するFAQを提案してくれます。これにより、問い合わせを送信する前に問題を自己解決できる可能性があります。
- - テクニカルライティング: 分かりやすい言葉で記事を提供し、用語について知りたいユーザー向けの解説記事への導線を設けています。
- - 操作困難者への対応: キーボード操作のみでの検索を容易にする工夫や、音声入力にも対応しています。
3. 社内での取り組み
Helpfeelでは、社内のアクセシビリティ改善活動を定期的に実施しており、Webガイドラインへの準拠や社内育成プログラムの充実を図っています。特にデジタル庁が推奨するウェブアクセシビリティ導入ガイドブックを基に、勉強会を行うなど、継続的な学びを大切にしています。
未来に向けて
Helpfeelは、今後も継続的にアクセシビリティ向上に努め、利用者にストレスなく情報へアクセスできる環境を提供し続ける所存です。私たちが目指すのは、誰もが快適に利用できるプロダクトを実現することであり、多様なニーズに応えるために更なる技術革新を追求していきます。
私たちの成果は、産業界における障害者の方々の生活の質向上に寄与することを目的とし、企業活動を通じて社会全体のアクセシビリティ向上にも寄与していきます。今後とも、Helpfeelの取り組みにどうぞご期待ください。