岡山大学が国連のSDG大学連携プラットフォームに参加
国立大学法人岡山大学の那須保友学長が、2025年12月19日に国連大学アネックススペースで開催された「SDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)」の学長座談会に参加し、持続可能な未来への取り組みについて語りました。この座談会は、各大学の学長が集まり、持続可能な社会を構築するための運営やマネジメントについて交流する場として設けられたもので、今回で二回目の開催となります。
座談会では国連大学サステナビリティ高等研究所の山口しのぶ所長がモデレーターを務め、上智大学の杉村美紀学長、大阪公立大学の櫻木弘之学長、そして那須学長が講演を行いました。議論のテーマは「SDGsの追求を基盤とした大学経営力強化の実践と課題」で、戦略・ガバナンスやエンゲージメント、また2030年のSDGs達成に向けての大学の役割などが取り上げられました。
特に、戦略・ガバナンスのセッションでは、SDGsを推進するためのリーダーシップやマネジメントの課題についての実践的な対話が行われました。大学の長期ビジョンの社会貢献性を高めるためにどう繋げるかについて議論され、参加者からは具体的な取り組みの経験や意見が共有されました。
また、エンゲージメントセクションでは、学生や教職員を巻き込むための工夫や地域との関係性についての実践例が示され、各大学の有効な連携の方法が話し合われました。これにより、各大学がどのようにして地域と連携し、大学を社会に根ざした存在として発展させるかの方向性が明確になりました。
座談会の締めくくりとして、山口所長は「学際的な連携の重要性」や「学生、若者が組織の意思決定に参加できるエンゲージメントの必要性」などの重要性を語り、未来の大学経営に求められる視点を示しました。
岡山大学は、SDG大学連携プラットフォームの活動を通じて、他大学との連携深化に努め、国内外でのアプローチを強化していく方針です。持続可能な研究・教育を推進する岡山大学のあり方に、今後も大いに期待が寄せられています。
この座談会の内容は、岡山大学が持つ地域貢献への姿勢や、国際的な問題に対する真摯な取り組みを象徴するもので、教育の未来に向けた大きな一歩と言えるでしょう。岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たしながら、世界に向けた発信を続けていきます。さらに、彼らの活動が地域社会の持続可能性を高め、次世代につながる教育を提供することに願いを込めています。