現代学生が感じる親子関係と理想の両親像を探る調査結果

5月11日の母の日が近づく中、全国で展開する美容皮膚科『リゼクリニック』が16歳から23歳までの現役学生計600名を対象に、親子関係に関するアンケートを実施しました。今回は、親との関係性、肌の悩み、そして理想の母親と父親像についての調査結果をお届けします。

反抗期は存在するのか？

調査の結果、実に48.3%の学生が「反抗期がなかった」と回答しました。この数値は特に、男女ともにほぼ同じで、男性48.7%、女性48.0%という結果に。半数の学生が反抗期を経験していない現状は、現代の親子関係の変化を示唆しています。親子の距離感が近く、コミュニケーションが豊かになったことが背景にあるのかもしれません。

思春期ニキビの悩み

次に、思春期の間に「ニキビに悩んだことがある」と回答した学生は77.7%。中でも、ニキビの悩みを母親に相談した学生は約50%という結果に。父親への相談はわずか5.2%で、母親に相談することが多い傾向が見受けられます。これは、親との信頼関係や相談しやすさが影響しているのではないでしょうか。ニキビは医療的な観点からも重要な問題であり、相談を受けた親は適切なケアに導くことが大切だと美容皮膚科医の赤岩優妃医師は指摘しています。

母の日・父の日のギフト事情

次に、母の日と父の日についてのギフト事情を見てみましょう。母の日にギフトを贈る学生は全体の52.5%で、男女別では女性59.7%、男性45.3%。一方で父の日には45.8%の学生がギフトを贈る意向を示しました。この結果は、母親への感謝の気持ちが根付いていることを示しています。特に注目すべきは、父親へのギフトとして日傘が76%の学生に肯定的に受け入れられている点です。昨今の気候を考慮した一環とも言えるでしょう。

理想の両親像は誰？

最後に、イマドキの学生が描く理想の両親像についてです。女性の学生が選んだ理想の母親は「辻希美さん」で、男性は「北川景子さん」がランクインしました。また、理想の父親像としては、女性からは「杉浦太陽さん」、男性からは「大谷翔平さん」が多く選ばれています。このランキングは、学生が求める親の姿にも影響を与えていることでしょう。