Visa、2026年より全国タッチ決済推進プロジェクトを始動し経済活性化を目指す

Visaが全国でタッチ決済普及を目指す

ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社（Visa）は、日本全国でのキャッシュレス決済の推進を見据え、2026年2月から「タッチ決済全国キャッシュレス推進プロジェクト」を開始することを発表しました。このプロジェクトは、大阪エリア振興プロジェクトの成功を元に、日本全体でのキャッシュレス化の加速と経済活性化を目指す取り組みです。

大阪エリア振興プロジェクトの成果

2024年4月からスタートした「大阪エリア振興プロジェクト」は、地域経済を活性化させるため、様々な加盟店でのキャンペーンを展開しました。対象にはスーパーマーケット、ファストフード店、ファミリーレストランなどの飲食店、さらには公共交通機関も含まれており、キャッシュレス決済の普及活動を強力に推進しました。この結果、大阪府内のVisaタッチ決済利用者は180万人以上増加し、その普及率は74%に達するという成果を上げました。

利用者の急増と地域経済への影響

大阪でのタッチ決済の導入により、アクティブなVisaカード保持者も100%以上増加しており、全国平均の60%増をはるかに上回る結果となりました。日常的に利用する店舗でのキャンペーンは、タッチ決済の定着を促進し、地域経済へのプラスの波及効果を生んでいます。

全国展開への期待

2025年9月末までには、日本国内でのタッチ決済対応Visaカードが約1億6,000万枚発行されています。Visaは、今回のプロジェクトで得た知見を生かし、全国にこの取り組みを拡大し、モバイルタッチ決済の普及にも取り組む計画です。これによって、より多くの消費者が快適で安全なキャッシュレス決済を利用できるようになり、国内経済のさらなる成長が期待されています。

Visaのタッチ決済とは

Visaのタッチ決済は、国際基準のセキュリティ技術を用いた決済手段で、対応デバイスにタッチするだけで支払いが完了します。手間のかかるサインや暗証番号の入力が不要で、コンビニや飲食店、ドラッグストアなど、日常生活のあらゆる場面で利用されています。使える店舗も多岐にわたり、ますます便利さが増しています。

キャッシュレス社会への移行は、個人の生活を豊かにするだけでなく、ビジネスの発展にも寄与します。Visaは、すべての人にとっての経済的アクセスを広げ、持続可能な成長を実現していく所存です。詳細については、こちらからご覧いただけます。