東京都は、都民と行政のつながりを深めることを目指し、新たなキャンペーン「一人ひとりと生きるまち。」を11月20日から実施します。この取り組みでは、都民の声に耳を傾け、それをもとにした施策の提案を行うことで、より良い東京の実現を目指します。
「一人ひとりと生きるまち。」の背景
このキャンペーンは、東京都が掲げる広報スローガンであり、都民一人ひとりの生活や声を思い描きながら、行政の施策を進めていくために企画されました。職員は都民のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の最大化を目指し、各種情報をお届けすることに力を入れます。
特設サイトで都民の声を紹介
特設サイトも開設され、キャンペーンの一環として、昨年度に行った「#東京で叶えたいこと」活動の結果をもとに、多く寄せられた声が紹介されます。このハッシュタグには、8,655件の応募が集まり、子育てや住環境、安全に対する願いが多く寄せられました。都民一人ひとりの生活が感じられる施策を進めるため、都政はこのような声を大切に扱っていきます。
ショートドラマで都職員の思いを表現
また、今回は俳優の光石研さんと富田望生さんが出演する都政をテーマにしたショートドラマも公開されます。「叶えたい未来」「子育てに愛を」「守りたい一日」という3つの短いドラマにおいて、都民一人ひとりに寄り添う都職員の想いが描かれます。具体的には、2050年を見据えた「2050東京戦略」、シームレスな子育て支援、防災対策がそれぞれテーマになっています。
ハッシュタグキャンペーンの実施
このキャンペーンの一環として、再び「#東京で叶えたいこと」の投稿を募集します。東京都の公式X(旧Twitter)アカウントをフォローし、対象ハッシュタグをつけて投稿すると、抽選で1,000名にQUOカードPay500円分が当たります。応募は2025年11月20日から2026年1月20日まで受け付けており、当選者の発表は公式アカウントを通じて行われます。
応募方法や注意事項
応募者には都内在住や在勤、在学が求められ、国籍や年齢、性別は問われませんので、多くの方に参加していただける内容となっています。詳細は特設サイトに記載されている応募規約を確認してください。都民の皆さんの多様な声を反映し、より良い東京に向けてみんなで活動していきましょう。
この新たな取り組みを通じて、より深い都民と都政のつながりを築き、都民一人ひとりが自己実現できるまちを目指していくことが期待されています。是非、皆さんも「#東京で叶えたいこと」に参加し、声を届けてください。