MUSVI株式会社が新たな資金調達を発表
テレプレゼンスシステム「窓」の開発・販売を行うMUSVI株式会社が、この度、累計7.2億円の資金調達を完了しました。この資金調達は、住商ベンチャー・パートナーズ株式会社と日本政策金融公庫からの出資・融資を通じて、シリーズAラウンドとして実施されました。MUSVIが設立以来急速な成長を遂げる中で、テレプレゼンスシステム「窓」の普及を加速するための資金確保が目的です。
テレプレゼンスシステム「窓」とは
「窓」は、ソニーグループでの20年の技術開発に基づき開発されたシステムで、リアルタイムでのコミュニケーションを実現します。特に遠距離の人々があたかもその場にいるかのような体験を提供し、約600台が導入されるなど、国内外での展開も順調です。これは、従来の遠隔通信とは一線を画するもので、圧倒的な臨場感と低遅延を可能にしています。
資金調達の背景と目的
今回の資金調達は、住商ベンチャー・パートナーズのCVCからの出資と日本政策金融公庫からの新株予約権付融資を活用することで、長期的な資金の安定を図る狙いがあります。住商ベンチャー・パートナーズは、総合商社としての広大なネットワークを持ち、MUSVIの製品・サービスの拡大を後押しする一翼を担います。また、MUSVI代表取締役の阪井祐介氏は、この資金調達により「窓」のさらなる可能性を追求できることに期待を寄せています。
出資者の期待
住商ベンチャー・パートナーズの代表取締役、山木英裕氏は「窓」を初めて体験した際の感動を振り返りながら、この新しいコミュニケーション手段の価値に共感し、出資を決定したことを明かしています。彼はMUSVIのビジョンに共鳴し、日本の経済や社会に貢献できる新たなコミュニケーションを創出することに大いに期待を寄せています。
MUSVIの今後
阪井氏は、今後もデジタルテクノロジーを通じて社会課題の解決に挑むと共に、今回の資金調達を引き金に、さらなる成長を目指す考えを示しています。設立から5期目を迎えたMUSVIは、テレプレゼンスシステムを通じて人々の距離を縮め、より良いコミュニケーションの実現を目指して邁進していきます。
会社概要
- - 商号: MUSVI株式会社
- - 所在地: 東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階 SHIP402号室
- - 代表者: 阪井祐介
- - 事業内容: 実空間接続プラットフォーム「MUSVI」の開発・運営、テレプレゼンスシステム「窓」の販売・リース及びコンサルティング、関連技術の研究開発
- - 資本金: 6.2億円
- - 設立日: 2022年1月7日
詳細な情報は、
MUSVIの公式サイトでご覧いただけます。