災害時に安心を提供！北洋銀行がATMsの稼働状況を表示するシステム導入

地震や洪水からの迅速な対応を実現

近年、全国で頻発する自然災害に備え、金融機関も新たな取り組みを強化しています。特に、北海道の北洋銀行は、災害発生時においても地域のお客様が安心して利用できる金融サービスを提供するため、株式会社ONE COMPATHの地図ソリューション「Mapion Biz」を導入しています。2025年1月から始まるこのシステムは、店舗やATMの稼働状況をリアルタイムで把握できる仕組みです。

■災害時の情報の重要性

大地震や豪雨による災害が発生した際、地域のお客様にとって最も重要なのは、店舗やATMが営業を続けているかどうかの情報です。北洋銀行は、これまでにも様々な災害対策を講じてきましたが、特に震災などを経て、情報提供の迅速さが顧客の安心・安全に直結することを認識し、今回のシステム導入に至りました。

■新システムの具体的な機能

この新しい稼働状況表示システムでは、災害発生中における店舗やATMの「営業確認中」または「停止中」といった稼働状況が、北洋銀行のホームページ上の専用ページで確認できます。これにより、利用者は無駄足を避け、必要な情報を迅速に得ることが可能になります。また、地図上のアイコンも災害用に特化したものに変更され、視覚的にも情報が認識しやすくなっているのが特徴です。

■災害時の絞り込み機能

さらに、店舗リストページにおいては、稼働状況別に店舗を絞り込むことができ、現在営業中の店舗を簡単に見つけることができます。これにより、緊急時にも必要なATMにアクセスしやすくなり、地域経済の安定化に寄与するでしょう。

■Mapion Bizについて

「Mapion Biz」は、法人向け地図ソリューション事業として、月間1,200万人以上の利用者を抱える地図検索サービス「Mapion」をベースに展開されています。これまで300社以上に導入されており、店舗検索サービスや地図配信APIなど、多彩な機能が特長です。特に地域に密着した情報提供が求められるこの時代に、Mapion Bizのようなサービスは非常に重要だと言えるでしょう。