インキュデータが提供する新たなKPI分析パッケージ
インキュデータ株式会社(以下インキュデータ)は、2025年8月12日(火)より、顧客データを活用した「顧客データを用いた事業KPIのサクセスファクター分析パッケージ」を提供開始することを発表しました。この新しいパッケージは、データ活用の効果を最大化し、企業の成長に寄与することを目的としています。
パッケージ提供の背景
現在、多くの企業はKPI(重要業績評価指標)を設定しマーケティング戦略を推進していますが、その多くが形骸化している問題があります。つまり、明確な目標や指標に基づいて動いているつもりでも、実際には効果的に活用できていないケースが多いのです。この状況を解決するために、インキュデータは顧客データをもとに、事業戦略に沿ったKPIを策定し、その分析を通じて有効な施策を提示する体制を整えました。
「顧客データを用いた事業KPIのサクセスファクター分析パッケージ」の内容
今回のパッケージは、これまで個別対応だった内容を一つのパッケージとして整理したものです。以下の三つのステップで構成されています:
1.
KPIの策定
顧客の事業戦略をベースにディスカッションを重ね、KPIを明確に策定します。この際、事業構造を深く理解し、各チャネルでのファネル定義やカスタマージャーニーに基づいたKPIを整理し、企業全体のKPIツリーを構築します。
2.
KPIネットワークの構築
KGI(重要目標達成指標)に寄与するKPIの関係性を整理し、KPIツリーからサクセスファクターネットワークを形成します。統計学的手法を用いて、KPIの数値関係を把握し、パス係数を基にどのKPIが最も影響を及ぼすかを定量化します。これにより、施策の優先度や効果を明確にします。
3.
施策の立案と実施
特定された重要KPIを向上させるための施策を制定し、ターゲット状況を分析します。この結果を基に、施策の要件を定義し、実施後には成果をフィードバックし、次への改善策を検討します。
企業に対する支援の意義
インキュデータは、これまでの経験と知見を活かし、企業がデータを最大限に活用できるよう支援していく方針です。新たな技術やトレンドの導入を通じて、顧客データの価値を引き出し、ビジネスの成長を促します。データ活用の戦略立案から実行までをワンストップでサービス提供し、企業の競争力を高めるお手伝いをします。
会社概要
インキュデータ株式会社は、ソフトバンクと博報堂の合弁会社であり、データ活用領域における革新的なソリューションを提供しています。データ基盤の構築や運用において高い専門性を持ち、その目的は「アイデアが自走できる世界をつくる」ことです。
本社は東京都港区に位置し、最新のテクノロジーやデータを組み合わせた分析手法を駆使し、企業のニーズに応じた柔軟な支援を行っています。今後もデータを活かした戦略的アプローチを強化し、顧客の成功に貢献していきます。
お問い合わせ情報
本パッケージに関する詳細情報や問い合わせは、インキュデータの公式サイトをご覧ください。