EcoSlideが描くマイクロモビリティ革命
東大発のテクノロジーベンチャー、EcoSlideが新たなマイクロモビリティの時代を切り開こうとしています。兵庫県養父市で行われた「スタートアップ in レジデンス 事業報告会・交流会」では、同社が革新的な後付け自動運転キットの概念を発表し、大きな注目を集めました。このキットは、価格も数万円と手頃で、既存の自転車やバイクをスマートなモビリティへと変化させる可能性を秘めています。
従来のアプローチとの違い
多くの名だたるバイクメーカーが新しい自動運転車両の開発に励む中、EcoSlideの取り組みは一線を画しています。彼らの特徴は、既存の二輪車に取り付けることで自動運転を可能にする「汎用キット」にあります。このキットは、以下の先進機能を搭載しています:
- - 自立走行を支えるスマート補助輪
- - GPSとLTE通信による遠隔操作
- - 360度モニタリングを実現する回転式カメラ
- - 5つの走行モード(自動追尾、音声操作、ルート巡回など)
- - 交通情報を把握し自動運行を制御するクラウド連携
これにより、特に配達やシェアサイクルの再配置における人手不足問題にも対応できるとされています。
養父市での試乗会の様子
プレゼンテーションに続いて開催された試乗会では、EcoSlideの座席付き電動スクーターや、ファットタイヤ仕様の電動アシスト自転車を体験しました。養父市の大林賢一市長はファットタイヤの電動アシスト自転車に試乗し、その安定した走行性能に感動しました。試乗者からは「安定感があって安心」「折りたたんで持ち運べるのも便利」など、好評を得た様子です。
AIを活用した新時代のモビリティ
EcoSlideは、電動スクーター「EasyKick」をはじめとする新製品の開発に加え、AIを利用したスマート運用にも力を入れています。これにより、CtoC配送や敷地内パトロール、無人搬送、さらにはドローンとの連携による配達など、移動に関する多様な課題を技術で解決することを目指しています。
「誰もが自由かつ持続可能に移動できる社会」の実現を目指して、EcoSlideの挑戦が今後どのように展開していくのか注目です。これからも注目していきたい革新テクノロジーです。
企業情報
以下の連絡先から、さらに詳しい情報を得ることができます。ぜひ、EcoSlideのさらなる展開にご期待ください。
〒162-0843
東京都新宿区市谷田町3-14 市ヶ谷ガーデンテラス1F
メールアドレス: founderteam@ecoslide.technology
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