果汁グミの商標登録
2025-10-17 11:44:36

「果汁グミ」がブランドロゴ商標登録、37年の歴史を守る意義とは

「果汁グミ」が商標登録された背景



2025年9月5日、株式会社明治が長年愛されている「果汁グミ」のブランドロゴの商標を特許庁に登録しました。この登録は、同社が37年間にわたり日本のグミ市場を支えてきた成果としての大きな一歩となりました。

「果汁グミ」は、子どもも大人も楽しめるお菓子として1988年に誕生しました。メインとなる商品開発のコンセプトは、ありのままの果物の美味しさを提供しつつ、安心できる成分設計にあるのです。果汁100%という厳選された素材と、着色料不使用というこだわりが、多くのファンに支持されている理由の一つです。

グミ発祥の地と市場拡大



グミは本来、ドイツから広がったものですが、明治は日本において初めてグミを売り出しました。初めは子供向けのお菓子として人気を博しましたが、さらに幅広い年代にもアプローチする「大人向けのグミ」として「果汁グミ」を開発しました。これにより、グミという商品カテゴリーの認知度を高め、様々な顧客ニーズに応える形で市場を拡大していきました。

ブランドロゴの商標登録の経緯



商標登録の挑戦には幾つかのステップがありました。2023年4月13日に図形商標(ロゴ)として申請したものの、2024年2月に拒絶されました。この理由は、「果汁グミ」のロゴが一般的な印象を与え、特異性が不足しているとされたためです。しかし、明治は37年間のブランドの実績を示す多くのデータを持っていました。この情報に基づき審判請求を行い、最終的に2025年9月に商標登録に成功する運びとなりました。

特許庁は「果汁グミ」が多くの人に広く認知されている商品であると評価し、登録を許可したのです。このようにして「果汁グミ」は、その名が所有する価値を守るための最初の一歩を踏み出したのです。

まとめ



長い歴史とともに培われてきた「果汁グミ」というブランドは、ただのお菓子ではなく、人々の日常に寄り添う存在と言えます。明治はこの商標登録を通じて、ブランド価値の向上を目指し、今後も安全で美味しい商品を提供することに努めていく方針です。果汁グミの今後の展開にも期待が高まります。


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