J-StarXが支援プログラムでスタートアップをサポート
日本のバイオメディカル分野において新たな潮流が生まれようとしています。米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を持つCICは、JETROが主催する起業家育成プログラム「J-StarX」の一環として、新たに「Biomedical Team Formationコース」を開設し、参加企業を募集しています。このコースは、海外市場への進出を考えるバイオメディカル系のスタートアップや、起業準備中の人々を対象にしています。
プログラムの目的と特色
本プログラムの最大の目的は、グローバルな視野を持つチームを形成する力と実践的なネットワークを構築することにあります。国内の集中プログラムに加え、米国(特にニューヨークとボストン)での渡航プログラムも用意されており、現地の大学や企業、投資家と直接ネットワークを築くことができます。このような体験を通じて、共同創業者を見つけ、真剣なビジネスパートナーと出会うことが期待できます。
米国でのネットワーキングの機会
米国のトップレベルのイノベーション拠点であるCIC Boston/Cambridgeや、MIT、NYU、MassChallengeなど、著名な機関との接点がプロジェクトに組み込まれることで、採択されたスタートアップの成長を一層サポートしています。参加者はこれらの機関とのネットワーキングを通じ、ビジネスの発展に必要な幅広い知見を得ることができます。
参加申し込み方法と条件
現在、このプログラムに参加する企業を募集中で、締切は2026年1月7日(水)23:59(日本時間)となっています。最大で10社の参加が可能で、選考制となっていますので、興味のある方は早めに応募することをお勧めします。応募対象は、バイオメディカルや創薬分野で海外展開を目指す日本人起業家や、起業準備中の方々です。また、参加者は英語での講義やネットワーキングに対応できる方に限ります。
プログラム詳細
このプログラムは、国内ブートキャンプ、オンラインプログラム、そして米国現地プログラムの三段階から成り立っています。
- - 国内ブートキャンプ: 2026年2月2日(月)〜6日(金)
- - オンラインプログラム: 2026年2月9日(月)〜20日(金)
- - 米国現地プログラム: 2026年2月23日(月)〜3月6日(金)
参加者は、ニューヨークとボストンの両都市での生活を通じて、ライフサイエンス・コミュニティへ深く関与することができるチャンスがあります。
得られるメリット
J-StarXのプログラムを通じて得られる主な支援内容は以下の通りです。
1.
海外展開を視野に入れたチームビルディングの支援
- Co-Founderやコアメンバーの探索・マッチング
- バイオメディカル分野に特化した実践的なチーム形成の知見を提供
2.
米国のトップクラスのエコシステムへのアクセス
- MITやNYUなどのアカデミアとの接点
- 現地の投資家や企業とのネットワーキングの機会
3.
実践的なネットワーキング
- ニューヨーク、ボストンのライフサイエンスコミュニティへ深く関与する機会
J-StarXの目的と成果
J-StarXは、経済産業省の後援を受けたプログラムで、志高い起業家を支援し、グローバルな視野を持つスタートアップの発展を促しています。参加企業は、プログラムを通じて自身のビジネスを国際的に展開していくための大きな一歩を踏み出すことが期待されます。私たちは新たな支援により、多くの優れたアイディアが世界に羽ばたくことを心から願っています。
お問い合わせ
プログラムに関する詳細や応募方法については、
こちらのリンクを参照してください。また、CIC Japan Deskへの問い合わせは以下のメールアドレスに送信してください。