心に響く暦の言葉
2025-12-10 12:06:30

古来の暦が教えてくれる心に響く季節の言葉たち

書籍紹介:『暮らしの図鑑 暦のことば』



2025年12月10日、株式会社翔泳社から新しい書籍『暮らしの図鑑 暦のことば 月の暦×二十四節気と七十二候の基礎知識×12カ月の風物』が出版されます。著者は、数々のベストセラーを手掛けた山下景子氏です。この本は、月の満ち欠けや二十四節気、七十二候にまつわる美しい言葉を通し、私たちに古き良き日本の季節感を再認識させてくれます。

古き良き暦の言葉を再発見



「立春」「春分」「夏至」などの言葉は、今や日本人の生活の中でもよく耳にします。しかし、これらはすべて旧暦に基づく二十四節気から派生した言葉です。明治以降、日本は新暦に移行しましたが、旧暦の影響は今も行事や風習の中に色濃く残っています。特に、気候変動によって季節感を失いつつある現代において、暦の言葉に触れることはますます重要になっています。

本書では、見慣れた日常の中でも少し立ち止まり、季節の移り変わりを意識することの大切さを教えてくれます。忙しい日々に追われる私たちにとって、こうした「暦のことば」は心の安らぎや再生の機会を提供してくれるでしょう。

書籍の内容



書籍は三章に分かれて構成されています。

第一章:月にまつわる言葉



第一章では、月の風景に添えた言葉が紹介されます。「月の剣」「細愛壮子」「白月」など、月の満ち欠けにまつわる多彩な表現は、まるで古の日本人が感じていた感情を映し出します。自然と向き合うことで、私たちの心にも穏やかな変化が訪れるかもしれません。

第二章:二十四節気と七十二候



第二章では、二十四節気と七十二候に焦点を当て、それらの言葉を紹介します。二十四節気は1年を約15日ごとに区切り、各期を象徴する漢字が与えられています。「桃始笑」や「雷乃発声」などの七十二候は、日々の自然現象を生き生きと表現しています。これらの言葉から、現代の生活にも残る自然との調和や、季節の変化を感じ取ることができるでしょう。

第三章:一年を通しての暮らし



第三章では、四季それぞれの行事や風習、さらには動植物についてまとめてあり、季節ごとの生活を豊かにする知識が詰まっています。日本の風物詩や自然の息吹を感じることで、日常の中に寄り添う心の豊かさが実感できるでしょう。

まとめ



忙しい仕事や家事、育児の合間に、ふと月や季節の移ろいに注意を払うことで心が柔らかくなり、リフレッシュすることができます。美しい「暦のことば」を知ることで、私たちが普段見過ごしている自然の小さな変化や、風景の奥深さに目を向け、豊かな時間を持つことができるでしょう。

本書は、家庭や友人への贈り物に最適な一冊です。ぜひ手に取って、心豊かな日々を過ごしましょう。

書籍概要


  • - 書名:暮らしの図鑑 暦のことば 月の暦×二十四節気と七十二候の基礎知識×12カ月の風物
  • - 著者:山下 景子
  • - 発売日:2025年12月10日
  • - 定価:2,090円(本体1,900円+税10%)
  • - 仕様:A5変・200ページ
  • - 購入先翔泳社の通販, Amazon

この本は、心の安らぎを求めるすべての読者にお勧めできる一冊です。


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