新サービスの焼入れ
2025-05-12 11:45:55

切削加工に新たなサービス追加「焼入れ」で生産性向上を実現

切削加工に新たな焼入れ対応



機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」が、2025年5月12日から切削加工(角物)に「焼入れ」の対応を開始します。これにより、部品の摩耗耐性や硬度を高めるための重要な工程が簡潔かつ迅速に実施可能になります。

サービス拡充の背景


産業機械部品では、金属の強度や耐久性を向上させる目的で熱処理が行われます。しかし、従来の焼入れ部品の調達には、紙図面を作成する必要があり、熱処理工程の確保や形状に応じた準備が求められることから、納期が1ヶ月程度に及ぶことも珍しくありませんでした。そのため、多くのお客様から、meviyで焼入れに対応してほしいという要望をいただいていました。

「ズブ焼入れ」と「真空焼入れ」


今回のサービス追加では、「ズブ焼入れ」と「真空焼入れ」の2つの焼入れ方法が選択可能となります。ズブ焼入れは、内部までしっかりと熱が加わり、素材全体が硬化するため、優れた引っ張り強度を持ちます。対して真空焼入れは、真空環境内で加熱し、急速に冷却することで耐久性の向上を図ります。これにより、表面での酸化や劣化が軽減され、仕上がりに光沢感が増し、硬さの均一性が向上します。

切削丸物からの拡大


切削加工においては既に丸物での焼入れに対応しており、今回その成功を基に角物加工でも同様の対応を実現することができました。最短9日という短納期での部品提供が可能になり、これまで調達が難しかった摩耗耐性や硬度が求められる部品も、手軽に入手できるようになります。

新たな実績


この取り組みは、部品調達業界において新たなスタンダードを生み出すことが期待されます。お客様のニーズに応え、生産性の向上に貢献するmeviyのサービスは、今後も進化を続けていくでしょう。

サービス概要


  • - リリース日: 2025年5月12日
  • - 対象サービス: 切削加工(角物)
  • - 追加サービス: ズブ焼入れ、真空焼入れ
  • - 対象材質: S50C(相当)、SCM440、SKD11
  • - 対象表面処理: 無電解ニッケル、四三酸化鉄皮膜
  • - 納期: 最短9日目出荷

まとめ


この新サービスを通じて、機械部品調達がより効率的に行えることは、大きな業務改革にもつながります。特に製造業においては、迅速な部品供給が生産活動の命ともいえるため、meviyが提供するこの能力は、企業の競争力を高める上での重要な要素となるでしょう。詳細については、meviyの公式ウェブサイトをご覧ください。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: meviy 切削加工 焼入れ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。