「第7回 IP BASE AWARD」のご案内
特許庁が主催する「第7回 IP BASE AWARD」が、2025年の申し込みを開始しました。知的財産の重要性が増す現代において、スタートアップとその支援者たちの活動を称賛し、応援するこのアワードは、2025年11月まで受付が行われます。
今年度のテーマ
今年のテーマは「国内スタートアップ知財エコシステムの形成」です。このテーマの下、優れた知財活用を通じてスタートアップエコシステムの進化に寄与している個人や団体が対象となります。スタートアップ部門とスタートアップ支援者部門の2つの部門で、自薦や他薦によって自由に応募することができます。
応募概要
応募は以下のように分かれています。まず、自薦の受付期間は2025年の8月28日から11月12日まで、他薦は8月28日から11月5日までです。応募方法は専用フォームを通じて行う必要があります。
他薦の場合は、各部門について最大3名までの応募が可能です。応募を希望される方は必要書類を事務局に送信してください。
募集部門の内容
スタートアップ部門
対象は未上場で設立から10年以内のスタートアップで、戦略的に知財権の取得や活用を実施している企業です。選考方法は書類審査の後にピッチ審査が行われます。
スタートアップ支援者部門
この部門には、スタートアップの知財サポートを通じて生態系の活性化に貢献している個人や組織が含まれます。選考方法は書類審査のみとなっています。
受賞の種類
受賞者にはいくつかのカテゴリーが用意されています。
- - グランプリ: スタートアップ部門から1名、支援者部門から最大2名
- - 奨励賞: 両部門から複数受賞可能
- - オーディエンス賞: ピッチ審査の投票によって選出されます。
授賞式について
授賞式は2026年3月3日に、東京・汐留で開催されるJID 2026 by ASCII STARTUPで行われます。スタートアップ部門のファイナリストによるピッチが行われ、来場者およびオンライン視聴者による投票が「オーディエンス賞」の選出に繋がります。
選考委員の紹介
選考委員は、多分野で活躍する専門家たちです。委員長には鮫島正洋氏(弁護士法人)の名前が挙がっています。彼をはじめとしたメンバーが、選考基準をもとに優れた知財活用の実績を評価します。
「IP BASE AWARD」について
このアワードは、知的財産を戦略的に活用するスタートアップや、その支援者を称賛するために創設されました。2019年度から続くこの取り組みでは、すでに多くのスタートアップや支援者が受賞経験を持っています。
知財の重要性
スタートアップによる知財活用は今や必要不可欠です。IP BASE AWARDが目指すのは、スタートアップ支援の強化や知財コミュニティの形成です。特許庁はスタートアップが行動しやすい環境を整えるため、IP BASEサイトを開設しました。このサイトでは、知財に関する基礎知識や最新のサポート情報がまとめられています。
公式サイトのリンク
詳しい内容やアワードの応募方法は、
こちらの公式サイトでご確認ください。スタートアップの未来を共に築くため、ぜひ応募を検討してください!