サステナアワード2025で賞を受賞したプレゼントツリー
最近、東京都千代田区に拠点を置く認定NPO法人環境リレーションズ研究所が主催する「プレゼントツリー」が、農林水産省、消費者庁、環境省が共催する動画コンテスト「サステナアワード2025」において脱炭素賞を受賞しました。この受賞は、森林再生と地域振興を両立させる取り組みが社会的に認められた結果と言えます。
プレゼントツリーとは?
プレゼントツリーは2005年にスタートし、過去21年間で約43万本もの樹を全国60カ所に植えてきました。このプロジェクトの最大の魅力は、自分や大切な人のために樹を植えることができるという点にあります。特に、大都市に住む人々が日本各地の、例えば放置された森林や災害に遭った森などの立ち入りが難しかった場所に樹を植えることは、非常に意義深い取り組みです。
さらに、ただ樹を植えるだけに留まらず、地元との連携により10年間かけて樹を育てる点も特徴的です。植えた樹がその地に存在することで、その地域に訪れる機会が増え、地元住民との交流が生まれます。こうして、森だけでなく地域全体を元気にする循環が生まれるのです。
受賞した動画について
サステナアワード2025での受賞にあたっては、プレゼントツリーの仕組みや20年間の実績が紹介された動画が大きなポイントとなりました。特に、石川県輪島市での「Present Tree in 能登金蔵」プロジェクトに対する期待感も強調されました。
評価された要素としては、次の3点が挙げられます。
1. 商品化・仕組み化が進んでおり、社会への普及が見られること
2. 長年にわたり、森と人をつなぐ取り組みを継続していること
3. 実績に基づく脱炭素効果を詳しく解説できる点
サステナアワード2025とは?
このアワードは、食や農林水産業に関連したサステナブルな消費促進、環境との調和、生物多様性を考える取り組みを評価し、優良な動画作品を表彰しています。サステナブルな生産やサービスを扱う事業者や地域の取り組みが対象です。
表彰式の様子
表彰式は2月2日、AgVenture Labにて開催され、受賞者や省庁の関係者が参加しました。また、審査委員との交流も設けられ、和やかな雰囲気の中で行われました。
理事長のコメント
この受賞について、理事長の鈴木敦子さんは「20周年にこのような称賛を受けることができて光栄です。これはチーム・プレゼントツリーと共に歩んできた20年の評価です」とコメント。地域の人々や関係者とのつながりを大切にしながら、未来へ向けて活動を続けていく意欲を示しました。
認定NPO法人環境リレーションズ研究所のビジョン
未来の人口減少を見据え、森林を美しい状態で残し続けるための取り組みに力を入れていく姿勢は、非常に意義深いものです。プレゼントツリーの活動に賛同し、一緒に未来を見据えた森づくりを進めたいと考えている個人や企業に向けて、積極的な参加を呼びかけています。
更に、所有する山林に悩んでいる地権者や地域の森の整備に取り組みたい自治体の方々にも、ぜひこの活動に関与してもらいたいと思います。どのように未来の森を形作っていくか、一緒に考え、行動していく仲間として、多くの方々との連携が期待されます。