JBLの新たなフラッグシップ「Summit Ama」
2025年秋、JBLから新たなブックシェルフスピーカー「JBL Summit Ama」が登場します。このモデルは、JBLの歴史的な技術とデザインを継承し、現代のオーディオ愛好者に向けた素晴らしい製品として設計されています。JBLは、カリフォルニア州に拠点を持つ世界的なオーディオブランドで、ワイヤレススピーカー部門では7年連続販売台数No.1を誇ります。この新モデルは、その高い品質と魅力を一層際立たせます。
「Summit Ama」は、JBLのフラッグシップスピーカーの系譜に位置付けられ、長い歴史と革新性が反映されています。最初の旗艦モデル「D30085 Hartsfield」や「D44000 Paragon」から始まり、80年代には「Project EVEREST DD55000」、2000年代には「Project K2 S9800」や「EVEREST DD65000」など、高性能スピーカーが続々登場しました。この流れを受け継ぎ、80年目を迎えるJBLが自信を持って送り出す「Summit」シリーズの初弾が「JBL Summit Ama」なのです。
デザインと技術
「Summit Ama」は、エベレスト山の南西に位置する峰「Ama Dablam」に由来しています。この山は、その美しい外観から「ヒマラヤのマッターホルン」と称されています。その名前にふさわしい美しさと力強さが、デザインに詰め込まれています。
ユニット構成には、JBLのD2コンプレッションドライバーとHDI™ホーン、そして新開発の200mm径HC4コーンウーファーを搭載した2ウェイ仕様が採用されています。このユニットは、高品質な音楽信号を効率よく伝えるためのMultiCap™クロスオーバーネットワークによって支えられています。さらに、厳格な設計基準に基づいて作られたキャビネットは、カーボンファイバーとエボニー突板で仕上げられており、見た目の美しさに加えて堅牢性を確保しています。
高音質の秘訣
JBLの技術力が余すことなく発揮された「Summit Ama」には、特許技術のトリプルレイヤーHC4コーンウーファー、さらには強力低歪な新型磁気回路を搭載した「JW200SC」ウーファーが使用されています。この組み合わせにより、広がりのある音場が実現され、リスナーはまるでその場にいるかのような臨場感を体験できます。
さらに、内部構造にもこだわりが光ります。柔らかい曲線を描くキャビネットと、精巧なブレーシングにより、不必要な共振を抑制し、クリアな音質を引き出しています。また、JBL独自のIsoAcoustics™アコースティックアイソレーション・フィートが付属の専用スタンドに装備されており、安定感とサウンドの浸透力を向上させています。
製品概要
- - 製品名:JBL Summit Ama
- - タイプ:200mm径2ウェイ・ブックシェルフ型スピーカー
- - 構成:200mm径サンドイッチコーン・ウーファー、38mm径D2コンプレッションドライバー
- - 推奨アンプ出力:25~200W
- - インピーダンス:4Ω
- - 感度:84dB
- - 周波数特性:34Hz~25kHz
- - 外形寸法:308×476×336mm
- - 重量:本体26.8kg、スタンド20.5kg
- - 標準価格:1,430,000円(税込)
「JBL Summit Ama」に込められた技術と情熱は、オーディオ体験を新たな高みへと導くものです。発売を心待ちにし、そのサウンドを堪能できる日が今から楽しみです。