FUJIRAGが企業内のAI活用を革新
ケーティージーエス合同会社は、2026年4月9日に生成AIとナレッジ検索技術を融合した新サービス『FUJIRAG』を正式にリリースしました。このプラットフォームは、企業が所持する機密データを外に出すことなく、安全にAIを活用できることが最大の特長です。特に、クラウド利用に制約のある企業や、高度なセキュリティが求められる業界において、その需要が高まることでしょう。
開発の背景
企業は日々、マニュアルやFAQ、議事録といった膨大なナレッジを蓄積しています。しかし、これらの情報が適切に活用されないことから、担当者に依存した属人化が進んでいるのが現状です。多くの企業が生成AIの導入を求める中でも、”機密情報をクラウドに出せない”という理由から導入を断念するケースが多数ありました。そこでケーティージーエスは、データを外に出さずに使える生成AIをコンセプトに『FUJIRAG』を開発しました。
FUJIRAGの特長
1. オンプレミス対応
FUJIRAGは、企業内のネットワーク環境内で完結したAI活用を可能にします。機密性の高い情報を外部クラウドに送信することなく、安全に利用できるため、安心して導入できます。
2. ファイルサーバーとの連携
このプラットフォームは、社内のファイルサーバー(NAS)と連携し、既存のドキュメントをそのまま活用可能です。そのため、データ移行の手間が省け、スムーズに利用を開始できます。
3. 高精度のRAGエンジン
FUJIRAGは、社内のドキュメントやFAQをもとにAIが関連情報を抽出し、根拠に基づいた回答を生成します。これにより、必要な情報へ迅速にアクセスが可能になります。
4. 自然言語による検索
例えば「〇〇の手順は?」といった形式で質問ができるため、誰でも直感的に使いやすいのが特徴です。この特長により、教育コストを削減でき、さらに社内のナレッジが活用されやすくなります。
5. セキュアな企業設計
FUJIRAGは、企業単位でのデータ分離およびアクセス制御を実施しており、安全なナレッジ運用を実現しています。
利用シーンについて
FUJIRAGは、コールセンターのオペレーター支援や社内ヘルプデスクの効率化、技術ドキュメントの検索、営業ナレッジの共有など、さまざまなシーンでの利用が期待されています。特に、クラウドに依存しない環境を必要とする企業にとって、高いセキュリティを保ちつつ、AIを導入する大きなチャンスとなるでしょう。
価格について
FUJIRAGは企業の規模や利用目的に応じた柔軟な料金プランを提供する予定です。詳細は公式サイトにてご確認いただけます。
今後の展望
今後は、音声解析サービス『ボイテキ!』との連携やナレッジの自動生成・更新機能、多言語対応などの機能を追加する計画です。これにより、さらに積極的にナレッジを運用し、企業のDX推進をサポートしていくお考えです。
会社概要
ケーティージーエス合同会社は東京都中野区に本社を置き、安全なAI活用を通じて、企業のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。今後も新たなサービスや機能を提供し、AI活用の可能性を広げていくことでしょう。