日本レーザーの新製品
2025-12-19 16:20:47

新たなバイオプロセスを支える!日本レーザーのインラインUV/DUV分光光度計が登場

インラインUV/DUV分光光度計が新たに登場



2025年12月3日、株式会社日本レーザーがスウェーデンのKEMTRAK社が開発したインライン式UV/DUVプロセス分光光度計「Kemtrak UV Spectra Process Analyzer」の国内販売を開始します。この先進的な機器は、190〜440nmの深紫外(DUV)域でのマルチウェーブレングス測定が可能であり、リアルタイムでDNA、RNA、タンパク質などのバイオ分子を測定できます。これにより、研究開発から製造工程まで、バイオ・化学産業における品質管理とプロセス最適化を一手に支援します。

KEMTRAK社の紹介



KEMTRAK社は、スウェーデンに本社を置く企業で、産業用の光度・蛍光・濁度をリアルタイムで測定できるインライン分析装置を専門に開発、製造しています。2006年の設立以来、その高性能で堅牢なプロセスフォトメータは多くの産業界から支持を受け、ISO 9001の認証を取得した品質管理体制で製品を提供しています。

技術の特長



リアルタイム測定


Kemtrak UV Spectraは、深紫外(DUV)領域に対応し、最大で10波長を選択して測定することが可能です。この機能により、バイオ分子分析のニーズに応え、細胞や微生物の濃度を正確に追跡できます。

産業用途に特化した設計


本製品は、水銀を使用せずに長時間の連続運転が行える深紫外光源を採用しています。また、ステンレス製の測定セルとIP65/69に準拠した筐体設計により、厳しい製造環境でも安心して使用できるよう配慮されています。

システム接続性


接続性についても優れた特長を持ちます。EtherNet/IP、PROFINET、Modbus TCP/IPなど、多様なデジタル通信プロトコルに対応するため、他のプロセスシステムとの連携が容易です。内蔵された検証ポートを活用すれば、検証作業にも適しています。

想定される用途


この革新的な機器は、バイオ医薬品の製造プロセスにおけるインライン分光分析や、クロマトグラフィー工程でのUVモニタリングなど、多岐にわたる活用が期待されています。タンパク質、DNA、RNAなどの生体分子の検出および濃度測定においても高い効果を発揮します。

お問い合わせ


この機会に、Kemtrak UV Spectraの機能や導入に関するご相談はぜひ日本レーザーまでお問い合わせください。我々は今後もより良い技術とサービスの提供に尽力してまいります。


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