ゼロカーボン社会に向けた第一歩を踏み出す川崎重工のセミナー
川崎重工業株式会社が主催するセミナー「CO₂分離回収技術 Kawasaki CO₂ Capture その開発・実証と今後の応用展開」が、2025年8月21日(木)に開催されます。このセミナーは、エネルギー供給と環境への配慮を両立させる取り組みの最新情報を提供する機会となるでしょう。
プログラム概要
セミナーの講師には、川崎重工業のエネルギーソリューション&マリンカンパニー、エネルギーディビジョン熱サイクル総括部総括部長であり、水素・CNディビジョンCN事業戦略室室長理事の安原克樹氏が登壇します。講演内容は、CCUS(Carbon Capture, Utilization, and Storage)やCDR(Carbon Dioxide Removal)の必要性に基づき、川崎重工が進めているCO₂分離回収技術について詳しく解説します。
CCUSの重要性
現在、地球温暖化対策として非常に重要視されているCCUSは、エネルギーの安定供給と経済成長、そして脱炭素を同時に実現するための技術です。川崎重工が開発したKawasaki CO₂ Capture技術は、固体吸収剤を用いることでCO₂を効率よく捕まえ、低温の蒸気を利用してCO₂を回収することが可能です。この技術により、未利用の廃熱を資源として活用し、CO₂分離回収のコストを低減することが期待されています。
多様な応用展開
川崎重工では、現在すでにCO₂分離回収の実証実験を行っており、今後はさまざまな分野への適用を目指していますセミナーでは、その具体的な取り組みとして、排ガスや大気からのCO₂分離回収、さらにはCO₂の活用技術についても触れられる予定です。
参加者交流の場
セミナーでは、参加者同士のネットワーキングの時間も設けられており、講師や他の参加者との名刺交換を通じて新たなビジネスチャンスを得る機会もあります。特に、地域公共団体に所属する方には、お得な料金で参加できるチャンスもあります。
詳細情報と申し込み方法
開催日時や参加費用の詳細については、公式サイトで確認できます(
こちら)。
このセミナーは、エネルギー業界の新しいフロンティアを知る絶好の機会となるでしょう。参加を希望される方はお早めに申し込みを!
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