近年、テクノロジーの進化により、私たちの生活様式が大きく変わりつつあります。その中でも特に注目を集めているのが、顔認証技術です。この度、福岡に本社を置くえんホールディングスは、DXYZの提供する顔認証プラットフォーム「FreeiD」を導入し、未来の居住空間を創造しています。
「エンクレスト」は、えんホールディングスが展開するデザイナーズマンションのシリーズで、都心部における高品質な住まいづくりにこだわっています。そして、この度開発される「エンクレスト博多BRIGHT」と「(仮称)エンクレスト住吉2丁目」では、初めて顔認証システムが採用されることになりました。
「FreeiD」とは?
DXYZが開発した「FreeiD」は、スマートフォンアプリを通じて一度顔を登録するだけで、さまざまな日常の行動をスムーズに実行できるシステムです。例えば、エントランスのドアを開けたり、専有部へのアクセスを可能にしたり、さらには決済まで行えるという夢のような体験を提供します。「鍵を持たずに出かける」という新しいライフスタイルが現実のものとなっています。
このシステムは、集合住宅向けに特化して開発されており、共用部から各専有部まで、すべてがこの顔認証によってアクセス可能となる「オール顔認証マンション」を実現します。これにより、両手が塞がっている時でも、ストレスなく出入りできるという利便性が提供されるのです。現在、「FreeiD」は143棟に導入されており、その数は今後も増えていく見込みです。
「エンクレスト」シリーズへの導入の背景
えんホールディングスが「FreeiD」の導入を決定した理由は、自社ブランド「エンクレスト」が持つ理念とマッチしたためです。同社は、居住者に高いクオリティとセキュリティを提供することを目指しており、テクノロジーを駆使してその実現へと進んでいます。
初の導入物件となる「エンクレスト博多BRIGHT」では、エントランスにこのシステムが設置され、住む人々が快適に生活できる環境が整えられます。また、第二号物件の「(仮称)エンクレスト住吉2丁目」では、共用部に加え、176戸中32戸の専有部でも「FreeiD」が活用される予定です。この取り組みによって、より安心で便利な生活を提供することが期待されています。
住まいの未来を創造する
えんホールディングスは、今後も新しい価値を生み出すマンション開発を続けていくとしています。これにより、高い資産価値を持つ住宅を提供し続け、人々の生活を豊かにしたいとの願いを込めています。今後の展開にも大いに期待が寄せられています。
物件概要
住所:福岡市博多区美野島2丁目
構造/規模:鉄筋コンクリート造14階
戸数:72戸
竣工予定:2025年3月
住所:福岡市博多区住吉2丁目
構造/規模:鉄筋コンクリート造15階
戸数:176戸
竣工予定:2025年7月
まとめ
今後の住宅事情において、テクノロジーの進化はますます重要な要素になってくるでしょう。「エンクレスト」シリーズに採用された「FreeiD」のような先進のシステムは、快適さと安全性を兼ね備えた新たな住まいの形を提案しています。未来の居住空間に興味を持つ方は、ぜひ注目してみてください。