AIによる生活の質向上を目指す新たな取り組み、渋谷区で実験開始

新たなAI実証実験が渋谷区で始動

英国ロンドンに本社を置くsyd life AIは、革新的なAIプラットフォーム「syd」を通じて、渋谷区の生活の質の向上に寄与するための実証実験事業に挑戦します。本実証実験は、2025年5月1日からスタートし、官民連携のオープンイノベーションプロジェクト「Testbed City Shibuya」として注目を集めています。

渋谷区での実証実験の目的とは？

「Testbed City Shibuya」は、渋谷区が主導する取り組みで、新たな技術やアイデアを活用して社会課題を解決することを目的としています。syd life AIは、このプロジェクトを通じて、地域住民の生活の質をスコア化する「Life Quality Index™」を基にした新たなサービスを提供し、ユーザーからのフィードバックを基に継続的な改善を目指します。

AIによる生活の質の向上

syd life AIが展開するプラットフォームは、700億個のパラメータを持つ最先端の大規模言語モデル（LLM）を使用しており、120万件を超える科学論文を基に学習されています。これにより、個人や組織のニーズに応じたエビデンスに基づくソリューションを提供しています。さらに、AIを使用することで、ストレスや孤独、キャリア、社会生活、経済的問題などさまざまな心理的課題に対しても、より多くの人々に生活の質を向上させる機会を提供します。

自然なコミュニケーションを通じた分析

sydプラットフォームには、テキストや音声を通じて情報をやり取りするチャット機能、ウェアラブルデバイスとの連携によるバイタルデータの取得、さらにはフェイシャルバイオマーカーを用いたストレス指標の解析など、さまざまな機能が搭載されています。これにより、ユーザーの状態をリアルタイムで分析し、パーソナライズされたアドバイスを提供することが可能となります。

コシダテックとの連携

なお、このプロジェクトは日本独占販売代理店である株式会社コシダテックとの協力によって進行されます。コシダテックは、1930年の創業以来、幅広い事業を展開しており、この新たな取り組みにも力を注いでいます。彼らの長年の経験とイノベーションへの情熱が、syd life AIの実証実験の成功に大きく寄与することが期待されています。