オプトが「D&Iアワード2024」で最高位の認定
株式会社オプト(東京都千代田区)は、企業のダイバーシティ&インクルージョン(D&I)取り組みを評価する「D&Iアワード2024」において、最高位「ベストワークプレイス」に認定されました。この認定は、社員一人ひとりの多様性を尊重し、個々の能力を最大限に引き出す職場環境の構築による成果が評価されたものです。
D&Iアワード2024の概要
「D&Iアワード2024」は、日本全国の企業を対象に、D&I推進の取り組みを点数化し評価する制度です。「ジェンダー」「LGBTQ+」「障害」「多文化共生」「育児・介護」といった5つの観点から、過去2年間のD&I施策が基に得られたスコアに応じて、4段階の認定が行われます。最高位の「ベストワークプレイス」は認定スコアが81〜100点をクリアした企業に授与され、D&Iの理念があらゆる側面で反映され、外部にもその影響が広がっていることが求められます。
オプトの具体的な取り組み
オプトは、デジタルホールディングスグループとして2021年にDE&I推進室を設置し、社員の価値観やライフステージの多様性を尊重する環境づくりに努めています。具体的な施策は以下の通りです。
女性の活躍推進
女性社員を対象に、経営者育成研修やキャリア研修を実施。また、書斎モデル座談会やメンタリング制度を設け、上司向けにはダイバーシティマネジメント研修を行っています。
男性の育休支援
2022年から「男性育休100%宣言」に賛同し、独自の特別有休休暇「チャイルドケア休暇」を制定。出産育児を契機に、社員が家族と共に働き方について考える機会を提供。結果として、2023年度の男性育児休業取得率は84.3%と、前年から倍増しています。
両立支援施策
産育休を取得する社員を対象に面談を行い、復職をスムーズにするための情報提供やコミュニティ運営を実施。社内では、両立に関する体験談を集めたインタビューブックを作成し、社員同士の共有を進めています。
LGBTQ+の推進
2022年4月からファミリーシップ制度を導入し、研修や映画上映会を通じて相互理解を促しています。また、同性婚法制化を推進する「Business for Marriage Equality(BME)」に賛同し、経営者アライネットワーク「PRIDE1000」にも参加しています。
障がい者支援
社内で手話講座を開講し、社員同士の理解を促進。また、リモートワークの導入により、障がい者を含む多様な人材が活躍できる環境を整えています。
柔軟な働き方の促進
マネジメント層の意識改革を進める一方、2022年4月から「働き方のタネ」プロジェクトを始動。フルフレックス制度や、全国からの就業拠点の自由を提供し、社員が自らのペースで業務を遂行できる環境を設けています。
今後の展望
オプトは「新しい価値創造を通じて産業変革を起こし、社会課題を解決する。」というパーパスのもと、今後も多様なバックグラウンドを持つ社員が活躍できる職場環境を育み続けます。これからもD&Iの理念を持って、積極的な取り組みを進めていくことでしょう。詳細な取り組みについては公式サイトをご覧ください。
オプトのD&I取り組み詳細
株式会社オプト概要
- - 設立年月: 2015年4月
- - 資本金: 1億円
- - 本社: 東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル
- - 事業内容: マーケティング事業
- - 公式サイト: オプト